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若者の流行語を一挙紹介~わからないなんて「ぴえん」!

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みなさん、今の若い人たちの流行語、わかりますか?今回は今、若い人たちの間で流行っている言葉についての雑学です。若者たちの流行語を厳選して15個紹介します。

「若い人が使っている言葉がわからない」といった経験をしたことがある方必見!また、若い人達の間で流行っている言葉を知ることは、若者の流行を知ることにもつながります

今回は近年の若者たちの流行語と、最後に昔と今の流行語の傾向についてご紹介します。

これを読んで若者の流行にも近付いていきましょう!

最近の若い人たちの間で流行している言葉

tosツイ

2022年に特に話題になった言葉です。「ツイ」とはTwitterでのツイートのことです。ツイッターのアカウント「@tos」が2022年3月に凍結が解除されたことが若い人たちの間で話題となりました。

ご存じの方も多いかと思いますが、簡単にTwitterについて紹介します。
ツイッターはアットマーク「@」の後にユーザーIDを付けると、このユーザーのみに対してコメントが通知されます。

この「tos」というアカウント、長い間凍結されていました。凍結されているということは送る相手がいない。つまり「@tos」を付けてツイートしても誰にも読まれることがないので、自分のツイート履歴にだけ残ります

若い人たちの間では@tosを自分のメモや、愚痴など他人に聞かれたくない心の声を残すのに重宝されていたのです。

しかしこれまで凍結されてきた「tos」というアカウントが2022年2月に凍結解除されました。ということはそれ以降「@tos」でつぶやいたコメントがID「tos」を持っている人に読まれてしまうということで話題になりました。

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Twitterのアカウント凍結と言えばアメリカの前大統領トランプも一時期凍結されていましたよね。
tosは凍結解除されましたが、この他凍結されているIDを使えばこれまで@tosと同じようなことができます。例えば「@0」「@1」「@null」などが凍結されています。利用してみましょう。

限界オタク

この言葉は「言動の痛々しさ、気持ち悪さの許容限度を超えたオタク」という意味の言葉です。当初は「推しのことが好きすぎ。そんな自分を見ていられない。」といった時に使われていました。しかし現在は「推しが好きすぎて、言葉の表現の限界を超えた。言葉では言い表せないほどのオタク」といった使われ方もされます。

ちいかわ構文

漫画「なんか小さくてかわいいやつ」、通称「ちいかわ」。このキャラクターたちの言い回しをまねした文章を「ちいかわ構文」といいます。例えば「〇〇ってコト!?」「絶対アレじゃん」「ワッ」「ワァ」「なんとかなれー!」などです。

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「ちいかわ」と言えば、朝の情報番組での「占いコーナー」にも出てきますよね。

母胎ソロ

生まれてから一度も恋愛を経験したことがない人のことを表す言葉が「母体ソロ」です。この言葉は男性・女性ともに使います。韓国ドラマ「愛の不時着」で出てきました。

日本語の「母胎」は韓国語で「모태」。これには「モテ」という意味もあり、日本語でも「母胎」という文字が当てられました。

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日本語に直すと「モテソロ」なのでしょうかね。

産みたい

「推しと自分との間に血のつながりを持ち、一生愛し続けたい。それほど推しへの愛が強い」といった意味の言葉です。

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おじさん世代からしてみるとちょっと怖くなるような言葉です。

はにゃ?

疑問を感じた時、少しとぼけたように使う言葉が「はにゃ?」です。現在、女子高生などの間で流行っているのですが、この言葉おじさん世代も知っていますよね?

実はこの言葉、1980年代に使っていたキャラクターがいました。教育テレビ(今のEテレ)で幼児向け番組「おーい!はに丸」。このキャラクター「はに丸」の口癖でした。

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そういえば私が大学時代(1990年代末)、この「はにゃ」を使っている男子学生がいて「気持ちわるっ」と感じていたことを思い出しました。

現在の「はにゃ?」ブームはものまね芸人丸山礼扮する美術部長キャラ「井上千晶」。この井上千晶の言葉から流行り始めました。

超チルなラッパー

この言葉は動画投稿サイトtiktokなどで流行っている言葉です。チル(のんびり・まったり・落ち着いた・冷静)っぽさやギャルっぽさがある写真を投稿する際に「超チルなラッパー」と付けます。

この言葉、動画を投稿している人が自分の夢を「超チルなラッパー」と語ったのが始まりで、女子高生などに使われるようになりました。

ニシパ

アイヌの言葉で(殿、主人、金持ち、紳士、旦那様といったような)男性の尊称(そんしょう)が「ニシパ」。この言葉は漫画「ゴールデンカムイ」の中で土方歳三(幕末期の幕臣)が「爽やかニシパ」と評されていたことがSNSで話題になり、広まりました。

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北海道ではトマトのブランドとして「シンパの恋人」が商標登録されています。

領域展開

「呪術廻戦(じゅじゅつかいせん)」から生まれた言葉です。「呪術を使って心の中(領域)を表現(展開)する」という意味です。SNSなどでは「私の理想を領域展開した部屋」といったように「自分が想像していることの具体化」といった意味でも使われます。

ぴえん、ぱおん

「ぴえん」も「ぱおん」も鳴き声を表し、悲しい時の表現として使われます。「ぱおん」は象の鳴き声が元となっています。象だけあって悲しみが(ぴえんより)大きい時や、また嬉しすぎる時などに使います。

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この言葉小4の甥も時々使っています。

SNSやネット上で「笑い」を表現する「www」。このwwwが草が生えているように見えることから「草(くさ)」という言葉に変化しました。

親ガチャ

(「親ガチャ」については「面白いガチャガチャ」の雑学の最後に書きました。こちらをご覧ください。)

社不(しゃふ)

「社会不適合者」を略した言葉が「社不」です。一般的に「周囲に馴染めない人」「協調性がない人」「常識的な行動がとれない人」などが社会不適合者と言われています。若い人の中には自虐的に「私、社不だから」と使う方も多いです。

~しか勝たん

「~しか勝たん」とは「(私にとって)~に勝るものはない」「~最高!」「~に限る」といった意味です。例えば「ラーメンは味噌しか勝たん」「ジャムはブルーベリーしか勝たん」「野球選手は王貞治しか勝たん」といったような使い方をします。

エモい

このエモいは英語で「感情的な」を表す「emotional」からできた言葉です。「心にグッくる」「哀愁が漂う」「趣がある」「感情的」といった意味で「今日の青空がエモい」「ドラマの卒業シーン、エモかった」などと使われます。

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「○○い」といった言葉、若い方よく使いますよね。残虐的なシーンに対して使う「えぐい」はもともと山菜などの苦みを表す言葉「えぐみ」からできました。
また「きもい」は「気持ち悪い」の略語です。私は姪たちが「きもい」と使うと尋ねます。「『気持ち悪い』が『きもい』なら、『気持ちいい』はどう言うの?」と。

きまZ

きまZ」は「気まずい」を略した言葉です。「偶然元カレと会ってきまZ」などといったように使われます。また、中高生の間では「きまZのポーズ」もあります。このポーズをした写真をSNSに載せるのです。

すこ

「すこ」とは「好き」という意味の言葉です。「あそこのハンバーガーすこ」「あのアイドルすこ」といったように使われる他、「好きになれ」といった命令形として「すこれ」といったようにも使われます。

最後に~「本気」とい書いて「マジ」と読む

いかがでしたか?あなたが知っている言葉はありましたか?

ここで知った若者の流行語を無理して使うと気まずい雰囲気になることもあるでしょう。まず話している内容がわかるようになりましょう。

流行語は日々変化しています。日々新しい言葉が生まれ、廃(すた)れた言葉は“死語”になります。そんな中、40代半ばの私が小中学生のころ流行った言葉で、今も使われている言葉があります。例えば「オタク」や「マジ」です。どちらもバラエティー番組がブームの火付け役でした。

現在、「マジ!」とは「本当!」といった意味で使われます。しかし当時は「『本気』と書いて『マジ』と読む」というフレーズがバラエティー番組で流行っていたことをご存じの方もいるでしょう。

私世代の流行語はテレビや漫画から広まることが多かったように思います。現在も漫画の影響は否めないものの、テレビよりもインターネット、特にSNSを中心に広まる言葉がほとんどです(世の中の移り変わりなのでしょいうか)。

そうなのです。若者の流行語を知りたいならSNSのコメントを読むことをおすすめします。流行語は流行からくる言葉。SNSで流行に敏感になっていきましょう

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