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宇宙の雑学はおもしろい!過酷な環境の太陽系惑星や、地球外生命体の存在についても解説!

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皆さんは、宇宙に興味はありますか?私たちの住む地球は太陽系に属しています。もちろん、太陽系よりも外にも宇宙は大きく広がっています。人類は、肉眼では見えない遠い世界も研究しているということです。

宇宙には、まだ解明されていない謎も多くあります。しかし、現代の技術を使うことでわかっていることも多くあるのです。今回は、面白い宇宙の雑学を紹介します。太陽系の惑星や、地球外生命体についても解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。

太陽系の豆知識

水星の1年は88日で1日は176日!?

水星は、太陽系の中で小さく太陽に近い惑星です。月によく似ていて、表面はクレーターに覆われています。そんな水星の1年は、私たちの住んでいる地球のものよりも短いです。水星の1年は88日と言われています。そして、水星の1日は176日で1年よりも長いです。

ちょっと意味が分からないと思う人もいるかもしれません。1日24時間で1年365日の地球に住む私たちからすると、非常にややこしく感じますね。簡単に言うと、水星は1日経つと2年になります。88日間の昼と夜を繰り返しています。

硫酸の雨が降る金星

地球の雨は、純粋な水ではなく数種類の不純物が混じっています。中でも、酸性の濃度が高いものを酸性雨といいますよね。地球のお隣さん金星では、硫酸の雨が降るといわれています。私たちにとっては「硫酸の雨」という言葉の響き自体が怖いものです。

しかし、金星の表面温度は高いので、硫酸の雨は地表につくまでに蒸発してしまいます。どちらにしても地獄みたいで怖いですよね。同じ太陽系の惑星といっても、様々な環境のものがあります。

地球は丸くなかった

次は、私たちの住む地球に関する豆知識です。地球の見た目といえば、どんな特徴を思い浮かべますか?まず、海の割合が多いため青いイメージが強いですよね。そして、これは地球に限った話ではありませんが、丸い形状であることも特徴です。

写真で見た地球は丸く見えますし、それは間違いではありません。しかし、地球は厳密に言えば洋ナシ形に近いといわれています。目で見てわかるようなものではありませんが、地球は赤道よりも下のほうが膨らんだ形をしているのです。

丸くないというよりは、きれいな球体ではないということになります。

大昔の火星には水があった

火星は、地球と同じように岩石でできた惑星です。火星の地形から、かつては水が流れていたと推測されています。大昔の火星には、火山や海、川がありました。火山活動が終わった後は、水は氷になって地下に残っています。

ここまで読んで「火星って昔は地球に似ていたのでは?」と思った方もいるのではないでしょうか。昔の火星は、初期の地球と似た環境を持っていたと考えられています。もしかしたら、火星も青かったのかもしれませんね。惑星は、長い年月をかけて環境を変えています。

木星では大きな台風が起こっている

木星は、ガスでできた非常に大きな惑星です。表面は、白と暖色の縞模様のように見えます。斑点の模様のようなものは大赤斑(だいせきはん)といい、その正体は巨大な台風です。大きさは地球2、3個分と恐ろしいほどに大きく、数百年もの間消えなかったといわれています。

大きな惑星木星では、巨大な台風が常時存在しているのです。

土星の環の秘密

太陽系で2番目に大きい土星も、木星同様にガスでできています。土星には、ほかの惑星にはない大きな特徴がありますよね。それが、土星の周りを飾る「環」です。環は天王星と海王星の周りにも存在しますが、色が暗く土星のものほど目立ちません。

さて、皆さんは「土星の環って何でできているのかな?」と気になったことはありませんか?実は、土星の環は主に氷の粒でできています。細かく言うと、小さな氷の粒と岩のかけらです。太く見える環は、細い粒の輪がおよそ6000本重なってできています。

天王星にはダイヤモンドの海がある!?

地球に住む私たちは、天王星あたりから本格的に遠い惑星だと感じるのではないでしょうか。天王星は、地球の4倍ほどの大きさがあるそれなりに大きな惑星です。この天王星には、ダイヤモンドの海が存在し、さらにはダイヤモンドの雨が降ると考えられています。

なんだかロマンチックで夢のような話ですよね。地球にもダイヤモンドの海があれば、たくさん採って売れるかもしれません。たくさんあるが故に、価値は下がってしまいそうですが…。

海王星の青色は海の色ではない

海王星は、美しい青色が特徴の惑星です。美しい青い星と言えば、私たちの住む地球も決して負けていません。実は、海王星と地球が青い理由はそれぞれ異なっています。地球が海とオゾン層によって青く見えるというのは有名な話ですよね。

では、海王星はどうなのでしょうか。海王星は、メタンを多く含む冷たい大気に覆われています。メタンには、赤い光を吸収して青く光る性質があります。そのため太陽光が海王星の大気に入ると、青くなって跳ね返るのです。これが、海王星の美しい青色の秘密と言えます。

かとう

太陽系だけでも、おもしろい豆知識はたくさんありますね。個人的に、金星の環境が怖くて好きです。ちなみに木星以降はガスでできた惑星ばかりで、これらを「木星型惑星」と言います。

天体の不思議と雑学

ブラックホールは星をスパゲッティにしてしまう!?

ブラックホールは、謎めいた神秘的な存在です。もし、ブラックホールに吸い込まれるとどうなるかが気になる人もいると思います。実は、ブラックホールが恒星を吸い込んで細長く引き伸ばす現象が確認されているようです。

この現象は「スパゲッティ化」と言われています。ブラックホールは、星を吸い込む際に破片などを散らしているようです。私たち人間も、ブラックホールに吸い込まれたら無事では済まないように思えますね。

太陽系外には地球によく似た星がある

地球には、生命が生きていける環境の条件がそろっています。もともとそうだったわけではありませんが、とても長い年月をかけて現在の緑と海が美しい星になりました。現在の太陽系の中では、特別な惑星のように思えますよね。

では、太陽系より外だとどうなのでしょうか?実は太陽系よりも外には、地球によく似た惑星がいくつかあると言われています。地球から300光年離れた場所にある惑星「ケプラー1649c」は、地球に似ている惑星の1つです。

水がある可能性があることと、温度とサイズが似ていることから、生命が存在できるとも考えられています。人がたどり着ける距離ではないですが、宇宙のどこかに生命体がいてもおかしくないかもしれませんね。

月は地球を隕石から守ってくれていた

月にはクレーターが多く存在します。月面はボコボコしていてなんだか堅そうです。実はあのクレーターは、私たちの住む地球を守ってきた証でもあります。月は、地球への隕石の衝突の盾になってくれている重要な衛星なのです。

少しずつですが月は地球から離れ続けています。私たちが肉眼で確認できるものではありませんね。

地球以外にも知的文明があると考えられている

宇宙生物がいるかどうかを、誰しも一度は考えたことがあるのではないでしょうか。生物がいたとしても、人間のように文明を築いているのかどうかはわからないですよね。私たちが住む地球ができた頃には、知的文明はありませんでした。

惑星が誕生して生物や文明が発達するまでには、とても長い時間がかかるのです。地球に似た惑星では、45億年以上たったころに知的生物が生まれると考えられています。あくまで仮説ではありますが、非常に興味深い話です。

どこかに似た環境の星があったとしたら、本当に宇宙人は存在して文明を築いているかもしれません。私たちはまだ宇宙人を見つけていませんが、宇宙人はもうすでに私たちを見つけているかもしれないですね。

宇宙が黒く見えるのは何もないから

宇宙は果てしなく広い空間です。まだまだ謎も多い宇宙は、私たちの目に真っ暗に映ります。では、なぜ黒く見えるのかを考えたことはありますか?その答えは意外にも単純で、反射するものがないからです。宇宙には太陽の光を反射するものがないため、黒く見えます。

かとう

宇宙の研究が進んでいても、まだまだ人間が知らないことのほうが多そうでおもしろいですよね。筆者は、宇宙人はいるのではないかと考えています。広い宇宙には、まだまだたくさんの雑学が隠されていそうですね!

さいごに

以上、宇宙の不思議な雑学を紹介しました。同じ太陽系の惑星も、地球とは環境が大きく違っていることがわかります。地球は、生命体が存在できる条件がそろっている惑星です。しかし、太陽系外であれば生命体は存在するかもしれません。

私たちが生きている間に見つけられるかどうかはわかりませんが、非常に興味深い話です。皆さんも、まだ謎の多い宇宙について調べてみてはどうでしょうか。こんなものがあるかもしれない…と想像するだけでも面白いですよ。

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かとう
趣味はガジェット集め。ガジェットを中心とした読者のお役に立てる記事を日々執筆。当サイトのイラスト全般も担当している。