俳優・富栄（とみさかえ）ドラムさんは、元力士という異色の経歴を持ちながら、ドラマ『VIVANT』で一躍ブレイクした注目の俳優です。そんな彼の素顔を探るうえで気になるのが、学生時代のエピソードや学歴。実は中学卒業後すぐに相撲界へと飛び込むという、異例の進路を選んでいたのです。
この記事では、富栄ドラムさんの出身校や学歴、学生時代の知られざるエピソードを深掘りしながら解説していきます。そして、この記事でわかることは以下の通りです。
- 最終学歴は中学校卒業。出身校は神戸市立雲雀丘中学校。
- 小学生時代はお笑い好きのムードメーカー。
- 中学時代は英語で学年2位を取るなど成績も優秀だった。
- 中３で伊勢ヶ濱部屋（いせがはまべや）へ入門。
- 引退後は俳優へ転身し、『VIVANT』の“ドラム”役でブレイク。
と上記の内容について詳しく解説します。サクッと読める内容になっていますのでぜひ、最後まで読んで頂けると嬉しいです。
目次
富栄ドラムの学歴まとめ！
富栄ドラムさんの最終学歴は中学卒業です。神戸新聞のインタビューによると、出身中学校は神戸市立雲雀丘中学校。また、小学校は神戸市立丸山ひばり小学校に通っていたと推測されています。その理由は、同校の進学先が基本的に神戸市立雲雀丘中学校であるためです。
| 学校名 | 偏差値 | 入学 | 卒業 |
|---|---|---|---|
| 神戸市立丸山ひばり小学校 | ― | 1999年 | 2005年 |
| 神戸市立雲雀丘中学校 | ― | 2005年 | 2008年 |
富栄さんは神戸市立雲雀丘中学校（同市長田区）時代に同市中学校新人柔道大会71キロ級、66キロ級で頂点に立ち、中学卒業後に大相撲へ。引用：神戸新聞NEXT
- 本名：富田龍太郎（とみた りゅうたろう）
- 生誕：1992年4月11日
- 身長：167.9㎝
- 出身：兵庫県神戸市
- 職業：俳優・YouTuber
ドラマ『VIVANT』で“ドラム”役を演じることが決まった際、姓名判断で四股名だった「富栄龍太郎」より運勢が良いと出たと言います。このことをきっかけに、役名にちなんで芸名を「富栄ドラム」に改名したのです。
富栄ドラムの小学生時代のエピソード
富栄ドラムさんはインタビューで小学生時代を赤裸々に明かしています。当時はお笑いが好きでクラスの人気になりたくて、モノマネやお笑い芸人の真似事をよくしていたと言います。またスポーツも得意であり、バレーやドッジボールなどが得意とのこと。
- スポーツ少年でバク転が3回目でできた。
- お笑い好きでクラスのムードメーカーだった。
- プロレスラーになりたい夢があった。
小学生の頃から「学校で1番おもしろい」っていわれたくて、モノマネをしたり、自分が好きなコントをビデオ録画して、ノートに文字起こしして覚えて披露したりしていました。（中略）バク転は小学6年生の時にできるようになりました。引用：HugKum
さらに、プロレスも好きでプロレスラーになりたい夢があったのです。小６で「この歳でバク転ができないとまずい」とイメトレしただけで、バク転ができるようになったと明かしています。
神戸市立丸山ひばり小学校の詳細
富栄ドラムさんの出身校とされる神戸市立丸山ひばり小学校は、兵庫県神戸市長田区に位置しています。この学校は少子化による小規模化の影響で、2016年に丸山小学校と雲雀丘小学校が統合して誕生した、比較的新しい小学校です。
その為富栄ドラムさんが通っていた当時は、丸山小学校または雲雀丘小学校のいずれかに在籍していた可能性が高いと考えられます。
富栄ドラムの中学時代のエピソード
富栄ドラムさんは、中学時代について「当時も面白いことばかり考えていた」と振り返っています。生徒会活動や部活動にも積極的に参加していましたが、どちらも“副”のポジションだったのです。その理由は、明るくおちゃらけた性格ゆえに「キャプテンには向かない」と言われていたからでした。
- なぜか副会長と副キャプテンだった。
- 得意科目は数学と英語。
- 中３で伊勢ヶ濱部屋へ入門。
先生から「ちょっとふざけすぎるからキャプテンに任せられない」って言われちゃってました(苦笑)。でも、相撲部屋では宴会部長でした！（中略）得意な科目は数学と英語でした。英語で学年2位を1回取ったことがあります。引用：HugKum
一方で勉強も得意で、英語の成績は学年2位を記録。さらに中学3年生のとき、伊勢ヶ濱部屋の親方にスカウトされて入門します。入門後は力士としてだけでなく、宴会部長として場を盛り上げる存在でもあったのです。
神戸市立雲雀丘（ひばりがおか）中学校の詳細
富栄ドラムさんの出身校の神戸市立雲雀丘中学校は、1968年4月1日に設立された歴史ある公立中学校です。学校の裏山にある神戸市ひよどりごえ森林公園に植樹を行うなど、緑化運動に取り組んでいます。その功績が評価され、2005年には全国緑化コンクールで農林水産大臣賞を受賞するなど、環境教育にも力を入れている学校なのです。
富栄ドラムはどうして高校に進学しなかったの？
富栄ドラムさんは中学卒業後、すぐに伊勢ヶ濱部屋へ入門したため、高校へは進学しませんでした。きっかけは、中学校の校長先生から「神戸市の相撲大会に出てみないか？」と勧められたことです。また「寿司をおなかいっぱい食べさせてあげる」と言われたこともあり、大会に参加。
相撲未経験ながらも大会に出場し、なんと2位という好成績を収めました。その試合を観戦していた9代伊勢ヶ濱の目に留まり、スカウトされて入門することになったのです。
俳優デビューのきっかけは？
富栄ドラムさんは相撲を引退したことをきっかけに俳優を目指しました。2021年3月に怪我が原因で引退を発表。その後は俳優になる為、YouTube活動やエキストラのオーディションに参加していました。
相撲を辞めるときに、それまで努力してきたこと、経歴も含めて自分の見た目や運動神経を活かしたいと考えたときに、俳優が頭に浮かびました引用：シネマトゥデイ
その後の福澤克雄監督の目に留まり、ドラマ「VIVANT」で“ドラム“に抜擢。見事大ブレイクを果たしたのです。
おわりに
富栄ドラムさんは、お笑い好きで明るく、スポーツ万能だった少年時代を経て、相撲界に飛び込むという異色の道を歩みました。学歴こそ中卒ですが、その後は努力と個性で唯一無二の存在に。
- 最終学歴は神戸市立雲雀丘中学校卒業で、高校には進学せず相撲界に進んだ。
- 小学生時代からお笑い好きでムードメーカー、さらに運動神経も抜群だった。
- 中学ではスポーツに勉学と文武両道だった。
- 校長の勧めで出場した相撲大会で準優勝し、伊勢ヶ濱部屋へ入門した。
- 引退後は俳優を志し、『VIVANT』のドラム役で大ブレイクを果たした。
力士から俳優へと転身し、『VIVANT』で見せた存在感は、まさに彼の人生そのものを象徴していると言えるでしょう。今後も、その人間味あふれるキャラクターと表現力で、さらなる活躍が期待されます。この記事を最後まで読んで頂きありがとうございます。ぜひ、ご参考になれば幸いです。
