2024年12月に行われた「現役ドラフト会議」で、読売ジャイアンツへの移籍が決まった田中瑛斗(えいと)投手。リーグ優勝を果たした巨人が戦力補強として選んだのは、これまで目立った成績を残していなかった投手でした。
しかし、2025年シーズンが開幕すると、田中瑛斗投手は中継ぎとして一軍に帯同。主にピンチの場面での冷静な投球が光り、次第にファンや解説者の注目を集める存在となっています。そんな田中瑛斗投手の飛躍の裏には、家族との関係が大きく関わっていたことをご存じでしょうか?そこで今回は
- 田中瑛斗の家族構成は?
- 父親は息子の夢のために熱血指導してくれた!
- 野球にのめり込みあまり母親との関係性が悪化してしまった!
といった内容をお届けします。より分かりやすくまとめましたので、最後まで読んでみてください。
目次
田中瑛斗の家族構成は?
田中瑛斗投手の家族構成は次の通りです。
- 父親(田中精一さん)
- 母親
- 姉
- 兄(田中祥雄(さちお)さん)
- 田中瑛斗
田中瑛斗投手は5人家族の次男、末っ子です。また、ネット上で「田中3兄弟」の次男と言われている田中瑛斗投手。これは巨人に3人の「田中」投手がいることから名付けられました。
「田中3兄弟」についてご存知でしたか?筆者は最初「田中3兄弟」と聞いた時、田中瑛斗投手が3人兄弟だからそのように呼ばれているのかと思っていました!
父親は息子の夢のために熱血指導してくれた!
田中瑛斗投手が野球を始めたのは、小学校3年生のとき。地元・大分県大津市の軟式野球チーム「小楠ベースボールクラブ」に所属したのがきっかけでした。その姿を見た父親は「息子をプロ野球選手にさせる」と心に決め、全力でサポートに尽力しました。
サポートするために仕事を辞めた
田中瑛斗投手の父親は務めていた建設会社を退職。給料が半減してでも、自宅近くの建設会社に転職しました。通勤時間すらも惜しく、息子の野球練習の時間に当てたかったのでしょう。かなり熱血に指導されていたことが分かりますね。
熱血指導はまるで「平成版巨人の星」
田中瑛斗投手の父親はほぼ野球未経験。独学で指導法を学びました。
- 毎日、朝5時~22時まで野球の練習
- 指導法はDVDや本から習得
- イチロー選手の父親が執筆した本を愛読
インタビューにて父親について聞かれた際、上記のように答えました。その熱意あふれる姿勢から「平成版・巨人の星」と呼ばれ、ファンから間ではこのエピソードが話題になりました。
食事面まで徹底サポート
田中瑛斗投手は184cmで現在は84kg。プロ入団当時は70kgとかなり細身でした。その細身な体型は幼少期からの課題。しっかりした体格を手に入れるために、父親は野球指導だけではなく、食事面でも徹底指導していました。量を摂らせることも大事ですが、一番は栄養バランスに注力していたとのこと。
苦難を乗り越える“精神力”も父親譲り
プロ入り後は怪我による戦線離脱や育成契約への降格など、試練も経験しました。しかし、父親の支えと教えがあったからこそ、田中投手は腐ることなく努力を重ね、精神的なたくましさを身につけていきました。
その結果、2025年シーズンにはノーアウト満塁の大ピンチでも冷静に無失点で切り抜ける精神力を習得。中継ぎの柱としてチームに大きく貢献しています。
もし、田中瑛斗投手本人だったら、ここまでのサポートがありがたい反面、プレッシャーを感じてしまうかもしれませんね!
野球にのめり込みあまり母親との関係性が悪化してしまった!
田中瑛斗投手の地元・大分の記者は田中家の家庭事情について、次のように話しています。
「教育方針で対立した奥さんとは別居したままだそうです」
引用:デイリー新潮
このことから父親と母親の教育方針が合わず、母親が離れていってしまった事が分かります。しかし、田中瑛斗投手自身は、母親に対して今も深い感謝の気持ちを持ち続けています。その感謝はInstagramに投稿されていました。その投稿には母親とのツーショット写真に「#母の日 いつもありがとう」という言葉が添えられていました。
また、情報番組「シューイチ!」の中で「アスリート熱ケツ情報」というコーナーがあります。その日テーマは「お母さんありがとう」でした。その中でインタビューを受けた田中瑛斗投手は次のように話しています。
田中:お母さんは仏様。あんまり怒られたことがない。父が厳しくて甘えられるのはお母さんだけだった。野球の練習を頑張っていたので好物ばかり作ってくれた。
厳しい練習の日々の中でも、母の優しさと温かい支えが、田中瑛斗投手にとって大きな心の支えになっていたことが伝わりますね。
母親とは別居していたものの関係性は良好で、そこには尊敬と愛があることが分かりましたね!
田中瑛斗の兄は美容室のオーナー!
田中瑛斗投手の兄は田中祥雄さんです。年齢等の情報は公開されていませんが、田中瑛斗投手のInstagramには兄と一緒に写った写真が投稿されています。その公開されている投稿から、兄弟仲は良好であることが分かります。ちなみに田中瑛斗投手は兄のことを「さちお兄ちゃん」と呼んでいるとのこと。
そんな田中瑛斗投手の兄は、福岡県豊前市で美容室「hair place BOCO」を経営。美容師として活躍する一方で、オーナーとしてもお店を切り盛りしています。
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おわりに
今回は巨人 田中瑛斗投手の家族構成と家族とのエピソードについて紹介しました。田中瑛斗投手は5人家族の次男で末っ子。父親と母親は別居しているものの、それぞれとの関係は良好であることが分かりました。
そんな田中瑛斗投手は2024年12月の現役ドラフト会議にて巨人への移籍が決定。翌年2月の春季キャンプから1軍に帯同していましたが、大きな注目は浴びてはいませんでした。しかし、阿部慎之助監督は「ヤクルトのサンタナ・オスナのような強打者を抑えて欲しい」大きな期待を寄せられていました。
その言葉の通り、ノーアウト満塁といったピンチの場面でも冷静にマウンドを守り抜き、見事な無失点投球を披露しています。ピンチでこそ真価を発揮する、そんな投手へと成長した田中瑛斗投手の今後のさらなる飛躍から、目が離せませんね!
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