日本代表は世界の強豪と戦う際、セットプレーから失点が多いイメージがあります。高さに強いゴールキーパーさえいればと思ったファンもいるのではないでしょうか?鈴木彩艶(すずき ざいおん)はサッカー日本代表で、 アジアカップ正ゴールキーパーとして出場。192㎝と高身長とフィジカルの強さを発揮し、存在感が増した選手です。
過去の国際試合を振り返ってみると、日本代表ゴールキーパーが高いセットプレーが弱点だといわれています。 この弱点を補うのに期待されるのが、鈴木彩艶です。
鈴木彩艶はアメリカで生まれた後、すぐに来日し日本国籍を所得しているので、日本人です。彼の日常生活は英語なのか日本語なのか気になる所。この記事では、鈴木彩艶の過去と家族構成、日常生活では、英語か日本語のどちらで会話しているのかについて説明します。
目次
鈴木彩艶の経歴
サッカー日本代表ゴールキーパーの鈴木彩艶はどのような選手なのかを紹介します。
プロフィール
- 名前:鈴木彩艶(すずき ざいおん)
- 生年月日:2002年8月21日
- 出身:アメリカ合衆国
- 身長:192㎝
- ポジション:ゴールキーパー
日本での経歴
幼少期から小学生時代
幼少期は、浦和大東スポーツサッカー少年団に所属し、小学生になると浦和レッズアカデミーに入団。浦和ユース時代に能力の高さを買われ、浦和レッズに※2種登録選手としてプロ契約をします。
※2種登録選手とは、Jリーグクラブの18歳以下の選手だけで構成されるチームに所属しながらJリーグ公式戦に出場することが認められた選手。
浦和レッズ
2021年シーズン開始にトップチームに昇格し、背番号12番の控えGKとしてベンチ入り。続くJリーグYBCルヴァンカップ第1節の湘南ベルマーレ戦にて公式戦デビューを果たします。この結果、鈴木彩艶はクラブ史上最年少でデビューしたゴールキーパーとなります。
サッカーのゴールキーパーは最も入れ替わりが少ないポジションです。鈴木彩艶選手のような最年少でのGK誕生は非常に珍しいことです。
海外クラブ移籍
2023年、ベルギー1部リーグ「シント=トロイデンVV」へ移籍。翌年、2024年7月にはイタリアセリエA「パルマ・カルチョ1913」へ移籍し、現在に至ります。
パルマ・カルチョ1913の旧名はパルマACで、2001-02シーズンには日本代表の中田英寿も加入していたチームです。
鈴木彩艶の両親の国籍
父親がガーナ出身で母親が日本人の鈴木彩艶はアメリカで誕生しましたが、国籍は日本です。次に鈴木彩艶の家族と現在までの経歴について説明します。
父親の出身地はガーナ、母親は日本人
鈴木彩艶は、父親の出身地はガーナで母親は日本人ですが、生まれはアメリカです。鈴木彩艶が幼少期に来日しております。
鈴木彩艶の国籍
鈴木彩艶の出身地はアメリカなので、国籍もアメリカだと思われがちですが、鈴木彩艶の国籍は日本です。幼少期に来日した際、日本国籍を所得しています。
バスケット日本代表の八村塁とよく似ている影響か、パルマ・カルチョ1913へ移籍した時、地元ファンからは八村塁の弟ではないかと話題になりました。
日常生活で話すのは英語?それとも日本語?
父親の出身がガーナ、母親は日本で自身もアメリカ出身の鈴木彩艶。彼が日常生活にて何語で会話しているのか気になるところです。何語で会話しているのかに関して、自身は日本語で会話していると公表しています。日本語で会話している理由について説明します。
鈴木彩艶は日本語で日常生活を送っている
幼少期から日本で暮らしてきたため、日本語を主に使用しており、英語はあまり話せないと公言しています。アメリカで住んでいた期間が短かったことによる影響です。反対に日本で生活する期間が長かったので、日本語は上手に話せます。
海外移籍がきっかけでベルギー語を勉強
鈴木彩艶は海外移籍が決まってからベルギー語を勉強したと報じられています。ベルギーの公用語はドイツ語、オランダ語、フランス語の三か国語です。ベルギーに移籍した鈴木彩艶は、ドイツ語、オランダ語、フランス語の計3か国語が話せることになります。
2024年からはイタリアのパルマへ移籍したので、現在ではイタリア語もある程度は話せる可能性があります。
ベルギーは国の位置的にドイツ、オランダ、フランスと隣接しているで、昔から3国との交流が深かった国です。
まとめ
父親がガーナ、母親が日本出身の両親をもつ鈴木彩艶は、出身地はアメリカですが国籍は日本です。幼少期から日本で生活してきた影響で、英語は話せないと公言しております。日本での生活では言葉に苦労することがなかった鈴木彩艶ですが、海外クラブへの移籍が決まってからは現地の言葉を勉強中です。
現在はイタリアの名門「パルマ・カルチョ1913」のゴールキーパーとして活躍する鈴木彩艶。2024年9月から始まるサッカーワールドカップアジア最終予選突破のカギになるゴールキーパーだといえます。 歴代ゴールキーパーにはないフィジカルの強さと身長を持つ彼は、日本代表の弱点でもあるセットプレー対策に欠かせない選手です。
アジアカップでは経験の少なさが裏目に出てしまい、思うような結果は残せなかった鈴木彩艶。現在は海外での経験を積んでいるので、日本代表の思わぬダークホースになるかもしれませんね。