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水泳にまつわる豆知識をご紹介!25mのプールはどれぐらい水が入るの?

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みなさん水泳をすることはありますか?小学生や中学生の時に水泳していた方は多いのではないでしょうか?大人になると水泳をする経験は減りますよね。海よりプールが好きな方も多いでしょう。海だと雨上がりには水が濁って(にごって)しまうことがあります。それに対して、プールは雨あがりでも水はキレイです。

天候に左右されないのはプールかもしれませんね。また、屋内プールは季節や天候を気にする必要がありません。今日は水泳にまつわる豆知識をご紹介したいと思います。今まで不思議に思っていたことが、この記事を読めばすっきりすることでしょう!ぜひ、最後まで読んでみてくださいね。

コンタクトは付けたままプールに入ってもいいの?

視力が悪い方でコンタクトレンズを付けている方は多いでしょう。コンタクトレンズを付けたままプールに入ってもいいのかは悩むところですよね。プールでは顔を水につけるか、つけないかに関わらずコンタクトレンズを外しましょう。プールは塩素や雑菌がたくさんいます。

この塩素や雑菌がコンタクトレンズに付着すると、目の病気や感染症にかかってしまうことがあります。また、塩素がコンタクトレンズを変形させてしまうこともあります。「ゴーグルをするから、コンタクトレンズを付けていても大丈夫!」というわけではありません。

ゴーグルをしていても、隙間から水が入ってしまいます。必ずコンタクトレンズは外しましょう!では、どうしたらいいのか?と思いますよね?度付きのゴーグルというものがあります。視力が悪いかたがプールに入る時におすすめのアイテムです。

みき

どうしてもコンタクトレンズを使わなければいけない時は、1Dayのコンタクトレンズをしましょう。

競技用プールは波が立ちにくい?

オリンピックや国際大会で使われるプールは、波が立ちにくいプールになっています。大きく変わったのは水面の高さです。最新のプールでは、水面の高さがプールサイドと一緒の高さとなっていて、波が立ちにくくなっているのです。

これは、1990年ごろから採用されました。もう1つ波を立たせにくくしているものがあるのですが、それはコースを仕切っているコースロープです。一般向けのコースロープと違うところは、スリットが入った水車のような形。

水車のスリットが回転することで、波を打ち消すのです。ちなみにこのコースロープは50mのもの1本で、一般向けのものが約20万円。競技用のものが約42万円となっています。

みき

コースロープって意外とお値段がしますね。

競技用プールの大きさは50m2㎝!

オリンピックや国際大会で使われるプールのことを「国際基準プール」と呼びます。距離は50m2㎝となっています。この半端な2㎝は何のためにあるのでしょう?これはタッチパネルをプールのスタート地点と、その反対側の両端に設置しているためです。

このタッチパネルは厚さが1㎝あります。そのため、余分に2㎝の余裕を持たせているのです。ちなみに、50m競技の時はタッチパネルが片方にしか使われません。この時は距離が50m1㎝となりますが、規定では誤差の範囲内であるため競技に問題はありません。

スイミングスクールのプールと競技用プールの温度について

スイミングスクールなどの温水プールは約28~29℃となっています。オリンピックなどの競技になると、水温は26℃と決められており、許容範囲は±1℃までです。なぜ、競技用プールの水温が低いのか?それは、短時間の水泳なら温度が高くても平気なのですが、競技となると汗をかく温度になってしまうからです。

水に濡れていると分かりにくいのですが、水温が高いとたくさんの汗をかきます。そのため、低い温度に設定されているのです。ちなみに、飛び込み競技の温度は26℃以上、水球は25~27℃、シンクロナイズドスイミングは27℃±1℃となっています。

みき

氷を使って水温を調節した大会もあると言います。

25mプールはどれぐらいの水が入るの?

幅や深さはいろいろありますが、分かりやすくするために1コースを2mにして計算をします。8コースあるとすると、2m×8コースで16mです。深さは浅いところと深いところがありますが、1.2mとして計算をします。

すると25m×16m×1.2m=480㎥になります。1m3は1,000リットルなので480m3=480,000リットルとなります。この数字は一般的な浴槽の2,000杯~3,000杯です。

みき

こんなにたくさんの水が必要なのですね。

まとめ

今日は水泳にまつわる豆知識をご紹介しました。いかがでしたか?コンタクトレンズをしている方は絶対に外しましょう!目の病気だけでなく、重大な感染症にかかることもあると言います。代わりに度付きのゴーグルをするのがおすすめです。

また、競技用のプールは波が立ちにくい工夫がありました。みなさんはご存じでしたか?競技によって水温も違っていましたね。最高のパフォーマンスができる温度に保たれています!水泳に関わるみなさんが最高のパフォーマンスをできますように!

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みき
趣味は毎週の競馬と月1の乗馬(外乗)。女性ならではの視点からユニークな雑学を多数執筆。