2024年に大躍進となったMrs. GREEN APPLE。この年、デジタルシングルなどの総売上は73億円を記録して、1位になりました。そんなMrs. GREEN APPLEでボーカルを担当する大森元貴さんは、楽譜が読めないのをご存じでしょうか?そこでこの記事では、
- 大森元貴さんは楽譜が読めないって本当なの?
- どんな風に曲を作っているのか知りたい
- 絶対音感をもっている?
ということを解説しました。これさえ読めば、大森元貴さんの音楽センスや、楽曲制作についても知ることができます。SNSの情報も載せて読みやすい内容です。ミセスをあまり詳しくない方でも分かる内容なので、ぜひ最後まで読んでみてください。
目次
大森元貴は楽譜が読めないって本当?
結論からいうと、大森元貴さんは楽譜が読めません。あれだけの音楽活動をしているのに、楽譜が読めないのは意外ですよね。まずは、楽譜が読めないことの詳細、そして作曲方法について、詳しく見ていきましょう。
読めないし書けない
大森元貴さんは楽譜が読めなければ、書くこともできません。これは2024年6月に放送された「さんまのまんま40年目も夏が始まったSP」で、本人から明かされました。
そんな大森元貴さんは、ミセスの全楽曲を作詞作曲を担当。実は大森さん以外にも、楽譜が読めないアーティストはたくさんいます。例えば、
- 桑田佳祐さん(サザンオールスターズ)
- 美空ひばりさん
- 吉田美和さん(DREAMS COME TRUE)
- HIROKIさん(ORANGE RANGE)
- あいみょんさん など
です。こうして見ると、誰もが知っている有名アーティスト達ですが、意外にも楽譜が読めません。
音楽家なのに楽譜が読めないのは致命的にも思えますが、どのようにして作曲しているのでしょうか。
自身のSNSでMrs. GREEN APPLEというバンド名なのに、リンゴアレルギーであることを明かして、投稿が反響を呼び50万イイネがつきました!
作曲はDTMと耳コピ
ミセスの曲が出来上がるまでの工程は以下の通りです。
① 大森元貴さんが事前にApple Logic Pro XなどのDTMを使ってドラム、ベースを弾いて、ギターを録音する
② ギターを録音すると同時にアレンジをしていく
③ ディレクターの確認が終わったら、メンバーに渡す
④ それぞれメンバーが耳コピでアレンジを加えて曲が完成する
大森元貴さんが曲を作るときは、詩とメロディーを同時に作り上げます。メインはDTMを使ってメロディーを作り、メンバーが耳コピでアレンジ。そして曲が完成するのです。
ミセスの曲作りはすべて音のみで伝えることから「楽譜がないバンド」とも言われました。
音楽の才能が高い
楽譜が読めなくても、クオリティの高い曲が作れるのは、音楽の才能が高いからです。大森元貴さんは小学生の頃からバンドを組んでおり、卒業式でオリジナルの曲も披露しました。
そんな大森元貴さんの父親もドラムの経験者で、幼少期からいろいろなジャンルの音楽に触れています。こういった過去が、音楽の才能を開花させました。
大ヒット曲である「ケセラセラ」も、わずか2~3時間ほどで完成させています。
大森元貴の歌がうまいのは絶対音感のおかげ?
伸びのある歌声が特徴の大森元貴さんですが、歌がうまいのは絶対音感があるからでは?と言われています。果たしてその情報は本当なのでしょうか。ここからは、大森元貴さんに絶対音感があるのか。そして、大森元貴さんの歌声について、詳しく見ていきましょう。
絶対音感があるかは不明
絶対音感があるかは、公式にも本人の口からも公言されていません。楽譜を使わず、耳コピで音楽を作ると聞くと、てっきり絶対音感があるように思えます。しかし、大森元貴さんは絶対音感がある情報はありませんでした。
その代わり、相対音感が非常に高いです。耳コピでのアレンジや、楽譜が読めなくても作曲ができるセンス。この辺りは、相対音感が高くないと出来ません。
- 絶対音感とは 音を聞いただけで「ドレミ」の音階が分かる 20万人に1人
- 相対音感とは 音が高いか低いかを聞き分けることが出来る だれでも持っている
絶対音感は幼少期に訓練をすれば、習得できる可能性があります。大森元貴さんが音楽を始めたのは小学6年生なので、すこし遅すぎました。それでも、必死で音楽に取り組み、努力したからこそ、今のセンスが身に付いたのです。
今や世界からも認められるMrs. GREEN APPLEの楽曲ですが、大森元貴さんは幼少期にどんな練習をしていたのでしょうか。
ボイトレの経験もない
大森元貴さんは幼少期からボイトレの経験もありません。それなのに、あのハイトーンボイスが出せるのは、もはや才能です。しかも、ライブ直前の5分前まで寝ていることも明かしました。
(トレーニング)全くしないんですよ。一切声出ししないんです。ライブの5分前まで寝たりしています。
引用:モデルプラス https://mdpr.jp/news/detail/4008445
小学6年生でバンドを組んだ時、同じ曲でもバンドの音と機械で作った音では違うことに気付きます。バンドとして「音の良さ」に気付いたのは、実はミセスを組んでから。それ故に、大森元貴さんは「もっと早くからバンドを組めばよかった」と語っています。
ハイトーンの歌声が魅力
大森元貴さんといえば、唯一無二のハイトーンボイスが魅力です。どのくらいの音域なのかは、正確には測っていません。そして驚きなのは、声変わりをしていないこと。それどころか、小学生の時の映像を見ると、今よりも声が低いです。本人いわく、
変声期のときにバンドを組んでずっと歌っていたから、そこでノドが固まった感じなんですかね
引用:ミュウスク http://musicschool-navi.jp/columns/feature/keion_v4_interview_2.html
と語っています。あれだけのハイトーンボイスなのに、何オクターブ出るのかも測ったことはありません。その理由は、明確に「何オクターブ」と出てしまうと、それが名刺代わりになるのが嫌だからです。
まとめ
この記事では、Mrs. GREEN APPLEの大森元貴さんは楽譜が読めないのは本当なのか。また、絶対音感があるのかについて解説してきました。具体的には、
- 大森元貴さんは楽譜が読めないし書けない
- 絶対音感はなく、詩とメロディーを作って耳コピで曲を仕上げていく
- ボイトレの経験もなく独学で練習をしてきた
ということでした。独学で、そして耳コピで人々を魅了する楽曲を奏でるMrs. GREEN APPLEの大森元貴さん。楽譜が読めなくても、自身の才能で勝負する姿は、とてもカッコいいですよね。今後の活躍にも期待しましょう。
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