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夏目友人帳のあらすじを紹介!主人公・夏目と用心棒ニャンコ先生の軌跡を解説

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みなさんは夏目友人帳という作品をご存知でしょうか?原作者・緑川ゆき氏が描いた漫画作品であり、妖怪を見ることができる高校生・夏目貴志と、招き猫の姿をした大妖怪・斑(ニャンコ先生)が「夏目友人帳」をめぐって、さまざまな人間と妖怪が交流を深める作品です。

2008年にはテレビアニメ化もされ、他にも映画化やコンサート、熊本県とのコラボなど、さまざまなメディアミックスを展開しています。また、2024年10月から7作目となる「夏目友人帳 漆」が放送予定です。そこで、今回は「夏目友人帳のあらすじを紹介!主人公・夏目と用心棒ニャンコ先生の軌跡を解説」についてお話をしたいと思います。

夏目友人帳とは?

夏目友人帳とは、2007年9月号の「LaLa」にて連載を開始した、緑川ゆき氏が描く和風ファンタジー作品です。初出は2003年7月号の「LaLa DX」であり、同誌2005年1月号から読み切りシリーズとして隔月連載します。その後「LaLa」へ移籍し、現在も連載中です。

本作は祖母の遺品「夏目友人帳」をめぐって、さまざまな妖怪と人間が交流する心温まる作風となっています。また、アニメシリーズは2008年から6作品が放送され、2018年9月と2021年1月には劇場作品が2つ公開されました。

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初出から20年以上経った今でも根強い人気を誇っています。

あらすじ

幼い頃から妖怪の姿を見ることができる少年・夏目貴志は、幼少期に両親を亡くし、親戚中でたらい回しにされたところを遠縁にあたる藤原夫婦に引き取られます。藤原夫婦の家に引っ越してからは、転入先の高校で友人もできて、穏やかな日々を過ごしていました。

ある日「レイコ」「名前を返せ」と迫ってくる妖怪に追われていた夏目は、不注意で祠のしめ縄を解いてしまい、そこから招き猫の姿をした斑が現れます。そして、斑は貴志に夏目レイコの遺品「夏目友人帳」の詳細を語り、友人帳に記された妖怪の名を返す日々を過ごすのでした。

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基本的に1話完結型の作風のため、どこから読んでも楽しむことができます。

主要人物・妖怪

夏目貴志

本作の主人公・夏目貴志は、妖怪の姿を見る、声を聴くことができる能力を持つ少年です。幼い頃に両親を亡くし、妖力があるため、周囲から「薄気味悪い」「嘘つき」の子どもとして煙たがられ、父方の親戚を転々とする日々を過ごします。その後、藤原夫婦に引き取られてからは、転入先の高校で良き友人に恵まれて、穏やかな日々を過ごしていました。

ある日、ニャンコ先生こと斑が封印された祠のしめ縄を解いてしまい、招き猫の姿をした斑から「夏目友人帳」の危険性を聞いた貴志は「自分が死んだら友人帳を譲る」という約束を斑と交わします。そして、自称「用心棒」の斑と共に友人帳に記された妖怪の名を返す日々を過ごすことになりました。

斑/ニャンコ先生

貴志の自称「用心棒」であり、ニャンコ先生時の身長・体重はドッジボール2個分です。本来は巨大で白く美しい獣の姿をしており、妖の間では名の知れた強力な妖ですが、招き猫を依り代に長年封印されていたため、普段から招き猫のような猫の姿で過ごしています。

貴志の祖母・夏目レイコとは面識があるようで、レイコからは会うたびに勝負を持ち掛けられていたが、断り続けていたため、友人帳には名が記されていませんでした。

夏目レイコ

「夏目友人帳」の作成者であり、貴志の母方の祖母です。作中では既に故人とされ、当時、周囲の人々からは、人との交流が少ない孤独な人物と認識されていました。「夏目友人帳」に記された妖の名を返す際には、レイコと妖たちの交流を追体験します。

藤原夫妻

貴志を引き取った父方の遠縁にあたる人物たちであり、夫は「滋」妻は「塔子」です。夫婦仲は非常に良く、貴志を実の子同然のように大切にしています。貴志自身も二人からの愛情を自覚しており、妖絡みで藤原夫妻のみならず住んでいる家に危害が及ばないように、ニャンコ先生ともに奮闘するのでした。

田沼要

貴志の同級生であり、夏目の良き理解者の一人です。夏目の能力とニャンコ先生の秘密を知る人物の一人であり、夏目が妖についての思いを初めて分かち合える人物になりました。夏目ほど妖の姿をはっきりと見ることはできませんが、黒い影として知覚することができます。

多軸透

貴志の同級生であり、夏目とニャンコ先生の事情を知る人物の一人です。夏目からは「タキ」と呼ばれており、可愛いモノ全般が好きなタキは、作中唯一のニャンコ先生のファンでもあります。彼女自身は妖を見ることができないが、祖父が残した陣「姿写しの陣」をきっかけに夏目と知り合うことになりました。

名取周一

ドラマや映画で活躍する人気俳優兼祓い屋であり、夏目同様に妖を見ることができる数少ない人物です。夏目とニャンコ先生からは胡散臭い男と思われていますが、夏目の良き理解者でもあり「柊、瓜姫、笹後」という式を従えています。

夏目組・犬の会

夏目のお節介に付き合う、呼び出しがあれば犬の如く馳せ参じるというモットーで集まった妖たちの会です。発起人は中級妖怪のコンビであり、他にも「ヒノエ、三篠(みすず)、ちょび、カッパ」などが加わっており、普段はニャンコ先生と酒を飲んでいます。

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どのキャラクターも魅力的ですが、マスコットキャラ的なニャンコ先生は作品の顔ともいえます。

まとめ

以上「夏目友人帳のあらすじを紹介!主人公・夏目と用心棒ニャンコ先生の軌跡を解説」についてお話しました。国内累計発行部数1,700万部を突破した本作は、さまざまな妖や人との交流を深めて、主人公・夏目貴志が成長する物語です。

ほのぼのとした作風のなかに、人と妖の繊細な関係性をうまく描写しているのも本作の魅力であり、長年ファンに愛されてきました。また、2024年10月から7作目となる「夏目友人帳 漆」が放送予定です。本作を知らない方や内容を忘れてしまった人は、この機会にご視聴もしくは原作漫画を読んでみてはいかがでしょうか?

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趣味はマンガ・アニメ・ゲームや映画鑑賞、友人との登山や小旅行。大の猫好き。日本文化やサブカルチャー、猫に関する情報などを幅広くお届けします。