みなさんは映画館に行く目的はなんですか?例えば字幕洋画だと字幕が見やすい中央。臨場感を楽しみたい人は前面の席が一番いい席です。家族連れのケースでは、途中でお手洗いに行きやすい出入口付近がおすすめの席になります。映画内容、臨場感、映画館しか体験できない音響が目的の人など、目的によって一番いい席は違います。
みなさんは映画館独自の禁止事項があることをご存じでしょうか?火気厳禁は当然ですが、シネマフロア以外の飲食物持ち込みも禁止です。理由として、音や匂いのトラブル発生を防ぐため。上映後の清掃に負担がかかる、食中毒のリスクを防ぐことが主な理由です。
この記事では、目的ごとに違う映画館で一番いい席の紹介と、飲食物持ち込み禁止の理由について紹介します。
目次
いい席の条件

映画館のいい席は目的によって違います。次に目的ごとに一番いい席を紹介します。
映画の内容(字幕映画)
中央。字幕映画だと左右側の席ではスクリーンに上映する特性上、反対側の字幕が読みにくいのが理由です。字幕映画だと登場人物は母国語で会話し、スクリーンの下側に小さく和訳文字が表記されます。
最近では登場舞台の母国語を勉強するため、あえて字幕が見にくい席を指定する人もいます。
臨場感
前方、もしくは後方。ホラー映画だとスクリーン近くは迫力があり、前方が一番いい席です。逆に映画館ならではの臨場感がある音響を楽しみたい人は、後方がおすすめ。映画館のスピーカーは会場全体に迫力を出すため、後方に大型スピーカーを設置している映画館が多いのが理由です。
ライブシーンのあるアニメ映画の場合、スピーカー近くの席だと本当に生演奏しているような感覚になります。
家族連れ
出入口近く。子供が上映途中でお手洗いに行きやすいのが理由です。映画の上映時間は平均90~120分前後と長時間なので、途中で席を抜けるのも出入口付近なら、他の客に気を遣う負担が少なくなります。
何かを食べながら映画鑑賞
後方。後方は人が少ないエリアです。シネマフロアで販売されている飲食物を食べながら映画鑑賞するには、周りに気を遣う負担が少なくておすすめの席です。
人が少ない後方席ですが、音や匂いなどによるトラブルには注意が必要。人気映画だと満席になる可能性が高いので、飲食物は控える配慮が必要です。
映画館内への飲食物持ち込み

外部からの飲食物持ち込みは禁止しています。音や匂い、食中毒のリスクや清掃時間に影響を及ぼすのが理由です。館内持ち込み可能なのは、シネマフロア内で販売されている飲食物のみです。
館内の飲食物持ち込みについて
外部からの持ち込みは禁止。持ち込み可能なのは、シネマフロアで販売している飲食物のみとなります。その理由について説明します。
他のお客の迷惑になる
音や匂いが原因となるトラブルに発展する可能性があります。映画館に訪れる人の目的はそれぞれ違うので、音や匂いが苦痛になる人も。来場者に快適な空間を提供するためにも、館内はシネマフロアで販売しているメニューに限られます。
食中毒のリスク
外部持ち込みだと、食中毒のリスクが高くなります。万が一発生したら保健所の立ち入り調査があり、その間は該当フロアが使用不可に。結果、映画収入の減少に繋がるので、外部の飲食物は禁止です。
館内清掃の手間
映画館は1日に多くのフロアをフル回転することで売り上げを伸ばします。外部持ち込みのゴミが多いと、次の上映時間までに清掃が終わらないため清掃員の増員や、上映回数の制限が必要です。その結果、映画館の売り上げ減少に繋がり、最終的に映画館閉鎖へと繋がります。
映画館の収入源は「入場人数」と「フード」の2点。映画館によく行く筆者としては、フードの値段がもう少し安いと嬉しいです。
期間限定イベント期間中は例外も
コラボイベント期間中は、コラボ先の飲食物に関しては持ち込みが可能です。スターバックスとのコラボ期間中は、スターバックス商品の持ち込みが可能でした。
現在、シネマ専用メニュー「シネマカプチーノ」を販売している店舗は「STARBUCKS RESERVE® ROASTERY TOKYO」だけです。
まとめ
字幕映画の場合は、中央の席が見やすくので中央席が一番いい席となり、臨場感を楽しみたい人はスクリーンに近い前方や後方がいい席です。映画館に来る人が求めるニーズは人によって違うので、どこが一番いい席になるかは目的次第で違います。
映画館内へは、外部購入の飲食物の持ち込みは禁止。音や匂いが原因でトラブルが発生する可能性があることや、ゴミが多くなることで上映後の清掃時間が長くなります。その結果、一日に上映できる回数が制限されることで、売り上げ減少に繋がります。
映画館の収入源は「入場人数」と「フード」です。グッツ関連は著作背が発生している影響で、上げ=収入に結びつかないのが現状です。持ち込める飲食物はシネマフロアで販売しているものに限られますが、一部の映画館ではコラボ企画として、コラボ先の飲食物の持ち込み可でした。今後、コラボ企画があれば、普段では味わえないコラボ商品を館内に持ち込んで映画を観るのもおススメです。