みなさんは女優・見上愛さんをご存知でしょうか?大河ドラマ「光る君へ」の藤原彰子役や2022年のJRA(日本中央競馬会)年間プロモーションキャラクターにも選ばれた人気女優です。そんな見上愛さんの経歴について知りたい方も多いのではないでしょうか?そこで今回は
- 見上愛さんの学生時代の演劇活動について
- 見上愛さんの女優としての歩みについて
この2つをテーマに深掘りして解説致します。この記事を読めば見上愛さんの学生時代の様子や演劇への取り組み、女優デビューをした経緯について知ることができます。当初は裏方志望だった?ぜひ、最後まで読んで頂けると幸いです。
目次
プロフィール
- 名前:見上 愛(みかみ あい)
- 愛称:眠り姫
- 生年月日:2000年10月26日(年齢24歳)
- 身長:161㎝
- 血液型:A型
- 出身地:東京都杉並区
- 趣味・特技:ギター、バレエ、キーボード、写真、執筆全般
- 所属事務所:ワタナベエンターテインメント
見上愛の人物像
- 家族構成は父母兄妹の5人家族。
- 幼少期の頃から兄の影響で「自分のやりたいことを見つけないと次には進めない」という気持ちが常にあった。
- 3歳から18歳までバレエを習っていた。
- 小学生の時の夢は日本の首相。
- 父親と兄の趣味がギターであり、その影響で小学6年生の時にギターを始める。
- 中学1年生~高校2年生までハンドボール部に所属。
- 中学生時代に友達とスリーピースという3人組バンドを結成。ギターとボーカルを担当。
- 学生時代は寝ている姿をよく目撃されており「眠り姫」と呼ばれていた。
- 山寺修司さんを尊敬しており、山寺さんが出演する作品をよく見ている。
- 役作りの際は、その役に近い経験や知識のある人物に意見を聞き、撮影に臨んでいる。
主な出演作品
ドラマ
タイトル | 役柄 | 公開日 |
liar | 成田美紗緒 | 2022年2月 |
往生際の意味を知れ! | 日下部日和 | 2023年3月 |
大河ドラマ 光る君へ | 藤原彰子 | 2024年1月 |
恋愛バトルロワイヤル | 唯千花 | 2024年8月 |
映画
見上愛さんが出演した作品でギター演奏を披露。オリジナル曲のレコーディングにも参加するくらい上手だったそうです。
見上愛の女優としての経歴
両親と3人兄妹の長女として生まれた見上愛さん。父親と兄が音響関係の仕事に携わっており、祖母もピアニストでした。そのため、音楽関係に秀でた家系であることが伺えます。幼少期の頃から興味を持ったものからなんでも挑戦する性格だったとのことです。
両親は非常に教育熱心であり、見上さんのやりたい事に理解のある人物でした。経済的にも裕福な家庭なのでしょう。習い事は3歳から18歳まで続けたバレエや習字、作文など数多くの習い事を学んできました。
そんな見上さんは6つ年上の兄から強い影響を受けています。2021年のインタビューではこのように述べています。
「私には6つ上に兄がいます。兄は、自分が何をしたいのかをしっかり見つけてから自分のやりたいことに挑んでいくような人で、私も強く影響を受けています。そのため、幼少期から「自分は何がしたいんだろう」ということを、よく考えていました。なので「自分がやりたいことを見つけないと次に進めない」という気持ちが自分の中には常にあります。だからこそ、「演出家になる為に演劇の大学に入って学んでいきたい」と思っていたのかもしれません。」
引用:学生新聞
両親と観た舞台をきっかけに
見上愛さんの出身校は、東京都調布市にある私立・桐朋女子中学校・高等学校です。小学校は明らかにされていません。小学6年生の時に父親と兄の影響でギターを始めました。中学生時代に友達と一緒にバンド活動もしています。
見上さんは中学2年生の時に観劇好きの両親と一緒に観た舞台をきっかけに、演劇の世界に興味を持つようになりました。特に演出や裏方の仕事に関心をもった見上さんは、高校2年生の時に所属していたハンドボール部を辞めて演劇部に転部します。
学生時代の演劇活動
ハンドボール部から演劇部に移った見上さん。当初は裏方の照明などを希望していました。しかし、在籍する演劇部が部員不足のため、脚本と演出を任されるようになります。その後、2018年に「第4回高校生劇評グランプリ」で 優秀賞を受賞しました。
その際に東京芸術劇場シアターウエストで上演された「池袋ウエストゲートパークSONG&DANCE」の劇評を書いています。趣味・特技に執筆全般と書いてあることからも、見上さんの演劇に対する造詣の深さが伺えます。
ワタナベエンターテインメントスクール(WES)へ入校
演劇の奥深さを知る見上愛さんに演劇関係者から「演出家になるには演劇もやったほうがいい」というアドバイスを受けます。その後、高校3年生の時にワタナベエンターテインメントスクール(WES)へ入校しました。
インタビューで当時の様子をこのように語っています。
「「演出家になる為には、やっぱり演技も学んでおいた方がいい」「演技する人の視点を知っておいた方がいい」という演劇関係の先輩たちの意見を聞いて、演技を学ぶことを決めました。ただ、高校が芸能活動や劇団に所属したりすることを禁止していたので、習い事として演技を学べるところを探し、ワタナベエンターテイメントスクールで演技を学びました。そこで、今のマネージャーさんから声をかけて頂いたのが、デビューするきっかけです。」
引用:学生新聞
大学生の時に女優デビュー
高校卒業後に見上愛さんは、舞台演出全般を学べる日本大学芸術学部舞台構想(演出)コースに進学しました。同期に女優の河合優実さんがいます。見上さんから食事に誘って友達になったとのことです。
大学に進学してからも、演出家を目指しており、女優になるつもりはありませんでした。そんな折、大学1年生だった2019年8月にドラマ「ボイス 110緊急指令室」で女優デビューをします。
また、2020年12月に映画「星の子」で映画初出演をしました。これを機に数多くのドラマ・映画に出演する機会が増えていきます。当初は舞台の「照明」に憧れた見上さんは「女優」として、たくさんの役に触れたいという心境を語りました。
「女子校育ちで、寺山修司や別役実の作品ばかりやるちょっと尖った演劇部だったんです。当時に比べると、作品にふれる幅はだいぶ広がりましたね(笑)。これからもどんどん新しい役に挑戦していきたいです」
引用:日刊SPA!
女優を目指すきっかけになった作品が「きれいのくに」だったそうです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は見上愛さんの学生時代の演劇活動や女優としての歩みについてお話しました。中学2年生の頃に両親と観た舞台をきっかけに、演劇の世界に興味を持つようになります。
特に演出や照明などの裏方に関心を持った見上さんは、高校2年生の時に演劇部へ入部しました。その後「第4回高校生劇評グランプリ」で優秀賞を受賞します。演劇関係者から「演出家になるには演劇もやったほうがいい」という助言を受け、WESへ入校しました。
そして、大学1年生の頃に女優デビューを果たします。この頃はまだ演出家を目指していましたが、NHK深夜ドラマ「きれいのくに」の出演をきっかけに女優の道を目指すようになりました。その詳細については「見上愛が女優を目指すきっかけは?彼女の家族と、なぜ人気なのかその理由も紹介」という記事も合わせて読んでみてください。
