みなさんは女優・松本若菜さんをご存知でしょうか?女優デビューする前から「うなぎ屋のかわいい看板娘」として話題となり、2007年に女優デビューを果たした人気女優です。そんな松本若菜さんの経歴について知りたい方も多いのではないでしょうか?そこで今回
- 松本若菜さんが女優を目指すまでの経緯について
- 松本若菜さんの女優としての経歴について
この2つをテーマに深掘りして解説致します。この記事を読めば松本若菜さんの下積み時代の様子や女優としての歩みについて知ることができます。芸能活動の傍ら、週8でアルバイトをしていた?ぜひ、最後まで読んで頂けると幸いです。
目次
プロフィール
- 名前:松本 若菜(まつもと わかな)
- 生年月日:1984年2月25日(年齢40歳)
- 身長:165㎝
- 血液型:A型
- 出身地:鳥取県米子市
- 趣味・特技:手芸、料理
- 所属事務所:トリプルエー
松本若菜の人物像
- 高校で調理師免許を取得。普通自動車運転免許も所持。
- 高校時代は学業の傍ら、たこ焼き屋、お好み焼き屋、カフェなどのアルバイトをしていた。
- 上京してからの売れない役者時代はうなぎ屋、寿司屋など7軒のアルバイトを掛け持ちしていた。
- 34歳までいたカフェの厨房で料理長を務めていた。
- 役者の仕事があまり無い頃から自分自身を鼓舞するように、叶えたい夢を口に出して冷静さを保っていた。実際に叶った経験から「言葉の力」や「言霊」をとても信用している。
- 好きな男性のタイプは「こだわりを持っている人」「ワードセンスがある人、または自分と感性が似ている人」
- 幼少期にアニメ「北斗の拳」をよく見ていた。理想の男性は主人公「ケンシロウ」
- 明星食品のカップ焼きそば「一平ちゃん」をこよなく愛する。
主な出演作品
ドラマ
タイトル | 役柄 | 公開日 |
復讐の未亡人 | 鈴木密 | 2022年7月 |
夕暮れに、手をつなぐ | 磯部真紀子 | 2023年1月 |
西園寺さんは家事をしない | 西園寺一妃 | 2024年7月 |
わたしの宝物 | 神崎美羽 | 2024年10月 |
映画
松本若菜が女優を目指すまでの経緯
両親と3人姉妹の末っ子として生まれた松本若菜さん。幼少期はやんちゃで元気な子供だったとのことです。姉たちを追いかけては転んでアザを作ることもありましたが、人見知りで内弁慶な性格でもありました。
小学校時代は、紫外線も気にせず外で遊んでおり、絵を描くことや細かい作業などの手芸も好きとのことです。中学校時代は、吹奏楽部に所属していました。クラリネットを担当しますが、楽譜は読めなかったとのことです。
高校時代は、食物調理科に在籍し、この時に調理師免許を取得します。また、たこ焼き屋やお好み焼き屋、カフェなど複数のアルバイトをしていました。しかし、当時は門限が19時までのため、土日のみでのアルバイトでした。
そんな松本さんが女優を目指すまでの経緯について、時系列順に紹介しようと思います。
高校生の時にスカウトを受ける
松本若菜さんが高校1年生の時、地元の米子駅に「芸能人がいるらしい!」という噂を聞きます。その駅に向かった松本さんは、米子駅前のサティで女優の奈美悦子さんと出会い、記念に握手をしてもらいました。
その後、フードコートで友人と会話をしていると、のちに所属する事務所の社長と奈美悦子さんが訪ねてきます。「芸能界に興味はない?」と尋ねられ、当初は喜びますが、話を聞くうちに怖くなり断ったとのことです。
インタビューで当時の様子をこのように述べています。
「高校1年生のときに米子で声をかけていただきました。そのときはシンプルにうれしかったんですけど、そのあと東京に戻られた事務所の方から『1回、とりあえず東京に遊びに来てみませんか?』と、実家に電話がかかってきて、具体的にそういう話が進むにつれてだんだん怖くなってきてしまって」「東京で仕事をするとか、芸能界に入るみたいなことが自分には遥か遠くの話だったので、何かめちゃくちゃ怖くなってきちゃったんですよね」
引用:テレ朝POST
高校卒業後にそのまま就職する
母親と姉たちに相談すると「若菜がやりたかったらやってみればいいんじゃない」という返答でした。しかし、すでにスカウトを断ったあとのため、そのまま普通の高校生活を送ります。
高校卒業後は大学に進学せず、地元の会社に就職しました。化粧品関連の会社で美容部員を務めていたとのことです。大学に進学せず就職を選んだ理由については、このように述べています。
「当時は高校卒業後、大学に進む子のほうが少なくて、就職する子のほうが多かったんです。姉たちみたいに自分で稼いで、生活費を家に入れるのがカッコいい大人みたいな、そういう変な感覚があったんですよ。だから早くそういう風になりたくて資格を取りました」
引用:テレ朝POST
会社を辞めて女優を目指すことに
しばらくの間、社会人として仕事をしますが「私にしかできない仕事をしてみたい」という気持ちが強くなったとのことです。当時22歳だった2006年の時、高校時代にスカウトされた芸能事務所に連絡します。
6~7年ぶりに連絡した事務所の社長は、松本さんのことを覚えていたようで、松本さんは両親に内緒で東京の事務所へ行きました。色々と話したのちに改めて、芸能界入りを決心します。その後、両親に相談し、父親に反対されますが、母親と姉たちのフォローもあって最終的に父親も了承したとのことです。
当時の様子のこのように語っています。
「18歳で就職して、そこから自分の存在価値みたいなのを徐々に意識するようになった時に、その当時していた仕事は、私じゃなくてもできるんじゃないかな?と思うようになってきたんです。その時に、心の奥底に残っていた「女優」というワードがどんどん大きくなってきて。それで、22歳のときに挑戦するなら今が最後かもしれないと思い、そこからは早かったですね。」
引用:CINEMAS
松本若菜さんの父親は大工さんで厳格な性格のため、終始芸能界入りを反対していました。しかし、誰より若菜さんの成功を祈っており、陰ながら応援しているとのことです。
松本若菜の女優として経歴
受賞歴
- 2017年:「第39回ヨコハマ映画祭」助演女優賞(愚行録)を受賞。
- 2022年:「第112回ザテレビジョンドラマアカデミー賞」助演女優賞(やんごとなき一族)を受賞。
- 2022年:「Yahoo!検索大賞2022」俳優部門1位
- 2022年:2022美的GRANDベストビューティーウーマン
- 2024年:ORICON NEWS 2024年ブレイク俳優ランキング 女性編1位
うなぎ屋のかわいい看板娘で話題に
22歳で上京した松本若菜さんは、新宿にある鰻屋「登亭 新宿店」でアルバイトをしながら、演技のレッスンに通いました。実はうなぎ屋の近くに吉本興業が運営するお笑い専門劇場「ルミネtheよしもと」があります。
そこに出演する芸人の間では「ものすごく美人な店員がいる」と話題になりました。また、「吉本芸人が全員一目惚れしたうなぎ屋の看板美女」として、テレビ番組「踊る!さんま御殿!!」に出演します。
仮面ライダー電王で女優デビュー
初めて受けたオーディションは特撮ドラマ「仮面ライダー電王」でした。当時うなぎ屋のアルバイトを終えてからオーディションに参加します。「今アルバイトをしていてバイト帰りなので、ちょっとタレくさいです」と審査員に言ったら、笑ってもらえたとのことです。
その飾らない自然体の受けが良かったのか、オーディションに合格。2007年に主人公の姉・野上愛理役で女優デビューを果たしました。その後、2009年5月に公開された映画「腐女子彼女。」で映画初主演を務めます。また、当時グラビア活動も行っていました。
それからも芸能活動の傍ら、34歳までアルバイトを続けていたとのことです。女優としての収入があるにもかかわらずアルバイトを続けた理由について、このように語っています。
「女優としての収入は確実にアップしていたんですが、年齢が上がってくると、美容代とか化粧品代とかが必要になるんですよ。「それならバイトだ!」と。都合が悪くなったバイト仲間の代わりを引き受けたり、オーディションのために抜けて、その日のうちに戻ることもしていたので、“週8”で働いていた時期もありましたね。カフェではバイトリーダーとしてキッチンに入っていました。」
引用:デイリー新潮
うなぎ屋で働いていた松本若菜さん目当てでお店に寄る男性客が多かったとのことです。また、松本さんにアプローチをした芸人さんも何人もいたとか。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は松本若菜さんが女優を目指すまでの経緯や女優としての経歴についてお話しました。高校1年生の時にスカウトを受けますが、一度断っています。その後、地元の化粧品関連の会社に就職し、4年ほど社会人として過ごしました。
しばらくして「私にしかできない仕事をしてみたい」という気持ちから芸能界入りを決意。22歳の時に上京し、うなぎ屋でアルバイトをしながら演技のレッスンに通いました。吉本芸人の間では「うなぎ屋のかわいい看板娘」で話題になります。
その後、2007年に仮面ライダー電王で女優デビューを果たし、2009年には映画「腐女子彼女。」で初主演を務めました。そして、デビュー15年目にしてドラマ「やんごとなき一族」で一躍有名になります。「遅咲き」でありながらも、メキメキと頭角を現した彼女の今後に期待ですね。