俳優として活躍する松山ケンイチ(まつやま けんいち)さんと小雪(こゆき)さん。二人の出会いはスクリーンの中でしたが、その共演が現実の絆を生み、やがて夫婦として歩み始めました。
そんな二人が選んだ生活は、都会でのキャリアとはかけ離れた、自然に囲まれた田舎での暮らし。映画やドラマで第一線に立つ俳優夫婦が、なぜ都会を離れ、家族と共に田舎で過ごす道を選んだのでしょうか。
都会の喧騒から離れ、自然の中で暮らす彼らの選択は、現代の私たちに何を伝えてくれるのでしょうか。この記事では、2人の馴れ初めと、現在の生活について解説します。
プロフィール
- 本名:松山 研一(まつやま けんいち)
- 生年月日:1985年3月5日
- 出身地:青森県むつ市
- 職業:俳優
- 趣味:ゲーム、落語鑑賞、将棋、針金細工など
松山ケンイチと小雪 の馴れ初め
松山ケンイチさんと小雪さんの馴れ初めは、2008年5月に公開された映画『カムイ外伝』での共演がきっかけです。この映画で、松山さんは主人公・カムイを、小雪さんはカムイの仲間である「スガル」を演じました。撮影を通じて2人は徐々に距離を縮め、お互いに惹かれ合うようになったのです。
松山さんは結婚発表会見を行い、小雪の好きなところと惹かれた理由を聞かれると、
「裏表のないところ。まっすぐものをいう方なので、格好いいと思いました」
ひかれた理由は「僕に持っていないものをたくさん持っていますし、逆に小雪さんが持っていないものを僕が持っていた」
と、幸せそうに語りました。
松山ケンイチさんは8歳年下の小雪さんに、がむしゃらに猛アタックしゴールイン。2人は2011年に結婚し、家族を大切にしながら俳優としての活動も続けています。
とても幸せな馴れ初めエピソードですね!
子供は三人!
松山ケンイチさんの家族構成は、妻である女優の小雪さんと、3人の子供たちです。第1子は2012年に、第2子は2013年に。第3子は2015年に生まれました。夫妻は、メディアで子供の情報を公表することは控えており、プライベートを大切にしています。
松山さん自身、役者としての活動と家族との時間を大切にし、家庭を第一に考えていることが知られています。
住んでいる場所は?
松山ケンイチさんと小雪さんは、2015年頃に都会を離れて地方に移住し、田舎暮らしを始めました。場所は北海道森町。「いかめし」の発祥の地で、人口は6000人ほど。森や林が豊かな小さな村です。松山さんは農作業や自給自足に近い生活をしながら、俳優業との両立を図っているようです。
積雪も少なく北海道でも温暖な地なので、比較的住みやすい地だと言われています!
田舎暮らしを選んだ理由
松山ケンイチさんが田舎暮らしを選んだ理由は、家族との時間や自然豊かな環境での生活を大切にしたいという思いからでした。都会の忙しい生活では、どうしても演技のことや、仕事の世界に引きこもってしまう。趣味や家族の時間に充てる気持ちの切り替えがうまくいかないのだと悩み、住む環境を変えることを決意しました。
松山ケンイチさんは元々田舎暮らしが好きだったので、戻りたい気持ちもありました。妻の小雪さんも自然の中での生活に憧れていたのもあり、松山ケンイチさんの考えに賛成。子供たちに自然と触れ合う環境を与えたいという思いから始めたとも言われています。
松山さんは農作業や自給自足に近い生活をしながら、俳優業との両立を図っているようです。また、こうした生活は仕事に対する考え方にも良い影響を与えており、役者としての活動にも深みが増したとされています。
松山さんの田舎暮らしの選択は、家族の幸せを第一に考え、自然と共に生きることを重視する彼の価値観を反映したものです。この考えは、多くの人々から共感や支持を集めています。
現在は2拠点生活!
松山ケンイチさんは、現在「2拠点生活」を送っていると報じられています。これは、田舎と都会の2つの場所を行き来しながら、自然豊かな環境での生活と俳優活動を両立させるライフスタイルです。
俳優業は主に東京などの都会で行われることが多いため、仕事の際には都会に滞在し、仕事が終わると家族のいる田舎に戻る。という生活をしています。しかし、この生活を家族全員で行うのは難しく、小雪さんや3人の子供とはほぼ別居状態になっているのです。
松山ケンイチさんは子供の成長を見守ることのできない今の状況を良くないと考えています。今後、ライフスタイルの練り直しがあった際には、どのような形にしていくのか。家族全員が納得できる、松山さんらしい柔軟な選択肢が注目されています。
さいごに
俳優・松山ケンイチさんと小雪さんが都会を離れ、自然豊かな田舎での生活を選びました。その背景には、家庭を守りながらも自分たちの人生を豊かにするという確固たる信念が感じられます。映画の共演が生んだご縁を大切にし、二人が築いた温かい家族。
それは華やかな世界にいながらも、流行や効率ばかりを追わない「本質的な幸せ」を求める姿を体現しています。都会の便利さからあえて距離を置き、自然の中で家族と過ごすライフスタイル。それは俳優という多忙な職業を持つ二人にとって、心の充実や子供たちの成長を見守るために欠かせない時間となっています。
いつも忙しさに追われがちな日常の中で、彼らの選択は、私たちに自分の価値観を大切にすることの意味を教えてくれます。彼らが築く「新しい家族のかたち」は、私たちが見落としがちな「心の豊かさ」を思い出させてくれるものです。