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シンガーソングライター・jo0jiは漁港で働きながら音楽活動している?音楽を始めたきっかけと彼の家族愛を解説します!

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漁港で働きながら音楽活動を続けるシンガーソングライター・jo0ji(ジョージ)さん。彼の日常は、朝早くから働く漁港での仕事と、自身の音楽制作が交差するユニークなものです。一見、異なる世界のように思えるこの二つの活動ですが、彼にとってはどちらも欠かせない『生活の一部』だといいます。

jo0jiさんの楽曲には、日々の生活で感じた思いが込められ、それが多くのリスナーの共感を呼んでいます。今回は、彼がどのように音楽の道を歩み始めたのか。そして家族や漁港での仕事がどのように音楽に影響を与えているのかを詳しく解説します。

プロフィール

  • 名前: jo0ji(ジョージ)
  • 生年月日: 不明
  • 出身地: 鳥取県米子市
  • 職業: シンガーソングライター・漁港で働いている
  • 趣味: 不明

地元鳥取の漁港で働きながら活動中

jo0jiさんは、音楽活動と並行して、地元の鳥取県の漁港で働いています。具体的には、魚の競りの手伝いや、仲買人が購入した魚の配達。さらには魚屋の手伝いなど、多岐にわたる業務に従事しています。

――今も地元の鳥取県の漁港で仕事をしながら生活しているそうですね。
jo0ji:そうですね。都会は人が多くて、来てもすぐに帰りたくなっちゃうんですよ。なので、今は都内に住むことは考えてないです。
jo0jiに初インタビュー 漁港での暮らしが与える影響から音楽的ルーツまでを語り尽くす 『リアルサウンド音楽部』より引用

2023年9月6日にリリースされた≒(ニアリーイコール)』のMVは、全編jo0jiさんの地元で撮影。また、初のワンマンライブ【jo0ji 1st ONEMAN LIVE 漁火】では、常にさざ波のBGMが流れる演出も。他にも網や篭などの漁道具を使った装飾が施されました。

父親への尊敬とリスペクト

jo0jiさんは、漁師である父親の影響を受けて育ち、その存在は彼の音楽活動にも深く関わっています。幼少期、父親がお酒を飲みながらレコードをかけていました。その影響で、中島(なかじま)みゆきさんや、吉田拓郎(よしだたくろう)さんなどの音楽に親しむようになりました。

2023年9月20日にリリースされた1st EPに収録された『明見』は、父親の漁船『明見丸』から名前を取っています。漁師という職業の不確実性や、確証のない中で生業を立てる姿勢に敬意を表したjo0jiさん。験担ぎの意味も込めてこのタイトルを選んだと述べています。

おばあさんへ向けた曲も

jo0jiさんが家族の思いを込めた曲は『明見』だけではありません。彼は、亡くなった祖母への想いを楽曲『cuz』に込めています。この曲は、祖母の葬儀の際、祖母の友人が遺体に向かって語りかけた言葉が制作のきっかけとなりました。

幼少期、両親が共働きで忙しかったため、jo0jiさんは小学校中学年まで祖母に育てられました。歌詞には、祖母への深い愛情と別れの感情が表現されています。『cuz』は、祖母との思い出や感情を音楽を通じて表現し、聴く人々に伝えているのです。

マド

地元や家族の存在はjo0jiさんの音楽ルーツや作品作りに深く反映されており、彼らへの尊敬や感謝の気持ちが伺えますね。

音楽をはじめたきっかけ

jo0jiさんが音楽活動を始めたきっかけは、友人の影響によるものでした。21歳から22歳の頃、周囲の友人たちがトラック制作やラップを始めます。その友人から「ピアノが弾けるならトラックを作ってみてよ」と頼まれたことが契機となりました。

最初はラップ向けのループトラックを制作。ですが物足りなさを感じ、Aメロ、Bメロ、サビといった構成を持つ楽曲を作成しました。しかし、そのトラックはラッパーの友人には合わないと判断。さらに、トラックを作り終えたjo0jiさんは「あいつができるなら俺もできるかも」と考え、自ら歌ってみることにしたのです。

『不屈に花』は友達のために作った曲

jo0jiさんの楽曲『不屈に花』は、彼が初めて制作した楽曲です。jo0jiさんが曲を作ってみようと思ったタイミングで、彼の友人は何らかの理由で深く落ち込んでいました。jo0jiさんはその状況を見て、励ますために曲を作ることを決意します。

当初はネタのつもりで制作し、友人に送ったところ、「いいこと言うな、お前」と予想外の好評を得ました。友人の珍しい反応に気を良くしたjo0jiさんは、当時1番しか作っていなかった曲を完成させます。これが『不屈に花』であり、彼の音楽活動を本格的に始めるきっかけとなったのです。

マド

友人との交流や幼少期の音楽体験が、jo0jiさんの音楽活動の原点となっています。

生活に近い曲作りを目指して

jo0jiさんは、日常生活に根ざした楽曲制作を目指しています。自身を「カリスマ的な存在」ではなく、「身近なやつが頑張ってる」と感じてもらいたいと考えているのです。そのため、生活に密着した曲作りを心掛けています。

楽曲制作においては、友人との出来事や日常の体験からインスピレーションを獲得。「この曲はあいつが好きだろうな」、「この曲はあいつのお気に入りになるな」と思いながら作曲することが多いと語っています。また、漁港での仕事を通じて得た経験や人間関係も、彼の音楽に影響を与えています。

jo0jiさんの楽曲は、彼自身の生活や周囲の人々との関係性から生まれたものです。それが、聴く人々に親しみやすさや共感を与える作品となっているのです。

マド

jo0jiさんがただのアーティストではなく、人との繋がりや共感を非常に大切にしている人物であることが感じられますね。

さいごに

jo0jiさんの音楽は、彼の日常生活と密接につながっているからこそ、多くの人々の共感を得ています。漁港での労働や家族との思い出、友人との関わりなど。彼が歩んできたリアルな経験が、楽曲の一つひとつに息づいています。

漁港での仕事と音楽活動という二足の草鞋を履く生活は、一見すると矛盾しているようにも思えます。ですが、彼にとってはどちらも欠かすことのできない『自分の一部』です。このバランスを保ちながら、生活の中に潜む美しさや葛藤を音楽という形で表現している彼の姿勢。そこには、強い意志と情熱が感じられます。

jo0jiさんが漁港から紡ぎ出すメロディは、これからも多くの人々の心に響き続けることでしょう。彼の音楽が今後どのように進化していくのか、これからも目が離せません。

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マド
趣味は絵を描くことや読書。映画や動画鑑賞もよく見る。日常生活において身になる情報をお届けします。