あなたはスタントパフォーマー・伊澤彩織さんを知っていますか?彼女が出演したスタントの経歴がすごいと話題になっています。伊澤彩織さんは中学・高校時代は気弱な性格だったと語ります。ではなぜスタントの道へ進んだのでしょうか?そこで今回は、
- 伊澤彩織のスタントパフォーマーの経歴について
- 伊澤彩織は中学・高校時代では気弱だった?
と主にこの2点についてご紹介します。この記事を読めば伊澤彩織さんのプロフィールやスタントパフォーマーになった経緯が分かります。終わりには伊澤彩織さんのアクションシーンをまとめたので、ぜひ最後まで読んで頂けると嬉しいです。
目次
伊澤彩織はスタントパフォーマー
プロフィール
- 名前:伊澤彩織(いざわ さおり)
- 生誕:1994年2月16日
- 出身:埼玉県さいたま市
- 学歴:日本大学芸術学部映画学科卒業
- 職業:スタントパフォーマー・女優
- 趣味:ピアノ・写真
- 所属:フリー
経歴(主な出演作品)
女優
タイトル | 役柄 | 公開年 |
---|---|---|
ある用務員 | シホ | 2021年 |
ヨドンナ | 西之浦矢那子 | 2021年 |
映画ネメシス 黄金螺旋の謎 | プロの殺し屋 | 2023年 |
almost people「長女のはなし」 | 華 | 2023年 |
ベイビーわるきゅーれ エブリデイ! | 深川まひろ | 2024年秋 |
スタント
タイトル | 役柄 | 公開年 |
---|---|---|
キングダム | スタントダブル | 2019年 |
るろうに剣心 最終章 | スタントダブル | 2021年 |
G.I.ジョー | スタントダブル | 2021年 |
今際の国のアリス | スタントパフォーマー | 2022年 |
ジョン・ウィック | スタントパフォーマー | 2023年 |
スタントパフォーマーとは?
スタントパフォーマーとは、映画やドラマなどで高度かつ危険なシーンを専門に演じる人物のことを指します。そして、スタントダブルはメインキャストの替え玉を担うのです。具体的には、俳優の動き(仕草)までをも完全にコピーしてスタントを行います。
「アクションには攻め手と受け手があって、攻め手には『止める力』が必要。殴るパワーを相手にそのままぶつけてしまわないための技術が要るんです。その攻撃を受けた人のリアクションによって、ようやく一手分の会話が成立します。攻め手より、受け手の方が100倍難しいです」
引用https://www.fashionsnap.com/article/bodymagic-saoriizawa/page/2/
「ベイビーわるきゅーれシリーズ」では、髙石あかりさんと伊澤沙織さんのダブル主演で出演しています。
伊澤彩織の中学・高校時代
中学では映画制作部に入部
伊澤彩織さんは、中高一貫校の女子高に中学受験をして入学しました。中学3年の時に「仮面ライダー電王」の大ファンになり、アクションにハマります。そこで中学の部活にあった、映画制作部へ友達と入部。中学で映画製作の世界に入ったのです。
伊澤彩織さんは、この部活でミュージックビデオやパロディ映画「ヘンゼルとグレてる」を制作。部活動では、友達と好きな映画やアニメを見て語り合うラフな部活だったといいます。
高校では「映画甲子園」で受賞
伊澤彩織さんは、高校に上がるとクレイアニメを作り初めました。クレイアニメとは、粘土や人形などを、一コマずつ動かして撮影するアニメーションの一種です。伊澤彩織さんは高校2年の時に、そのクレイアニメの作品が「アニメ甲子園」「映画甲子園」で賞を取ったのです。
この「アニメ甲子園」「映画甲子園」の受賞がきっかけで、日本大学芸術学部の映画学科に進学を進めました。
気弱ないじめられっ子だった
伊澤彩織さんは過去“気弱な性格だった”と語ります。自分を外に出せないタイプで、何を言われても真に受けてしまっていたのです。中学・高校に行ってもいじめがあり、孤立していました。
“気弱な自分”のせいで後悔したことが多く、強くなりたいと思ってキックボクシングを始めます。このときに「スタント」の存在を知るのです。そして、女性では数少ない“スタントパフォーマー”へ転身しました。
伊澤彩織さんは、個人が経験してきたことを活かせるのがアクションの良いところだと語ります。
伊澤彩織がアクションの道に進んだ経緯
父親の影響
伊澤彩織さんが最初に写真や映像に興味を持ったのは、父親の影響だと語ります。父親はドラマ「ロング・ラブレター~漂流教室~」やスポーツ中継を担当するTVカメラマンなのです。父親が海外や地方へ出張する姿が、まるで旅人のように見え、撮影業に興味を抱いたと語ります。
師匠・田中清一の影響
伊澤彩織さんが最終的にアクションの道へ進んだのは、師匠・田中清一さんが亡くなった時です。田中清一さんはアクションに対する熱量と探求心が人一倍あり、人望の厚い方だったのです。そんな師匠の意志を継ぎたいとインタビューにて答えました。
伊澤彩織のアクションシーンをご紹介
伊澤彩織さんの迫力のあるアクションシーンが公開されています。ここからは伊澤彩織さんのアクションシーンを見てみましょう。
漫画「スキップ・ビート」のコラボ動画「リミテッド」
SAORI IZAWA ACTION REEL 2019
「週刊プレイボーイ」と伊澤彩織のコラボ
ACTIONREEL 2020 SAORI IZAWA
おわりに
今回はスタントパフォーマー・伊澤彩織さんのプロフィールや経歴、中学・高校時代についてご紹介しました。影の立役者のスタントは、伊澤彩織さんの活躍でさらに注目が集まることでしょう。そして、この記事では具体的に
- スタントパフォーマーになったのは師匠の意志を継ぐため。
- 気弱な自分を自らの力で克服した。
ということをご紹介しました。伊澤彩織さんは「日本のアクションのすごさを世界に発信したい」と語っています。これから伊澤彩織さんのアクションに期待が高まりますね。この記事を最後まで読んで頂きありがとうございます。