みなさんのご家庭は、一味と七味を用意していますか?私の家では一味や七味以外に、「柚子七味」を用意しています。ただ、いつでも売っているわけではないようで、見つけた時に買っています。柚子七味は美味しすぎるため、私も家族もたくさん料理にかけるので、あっという間に無くなってしまいます。
七味の良い香りに、柚子の香りがプラスされて、とてもさわやかな香辛料です。ちなみに、私は一味より七味派です。みなさんはどちらがお好みですか?一味もシンプルな味で美味しいのですが、やっぱりいろんな香りがする七味が好きです。今日は一味と七味のどちらが辛いのか、一味~七味の間は存在するのか?をご紹介していきます。
一味とは?
一味とは乾燥した唐辛子を粉にしたもので、材料は唐辛子のみです。いろんな種類の唐辛子で一味は作られていて、鷹の爪や赤唐辛子、ハバネロ、ハラペーニョなどの一味があります。材料が1種類だから、「一味」です。
そして、使われる唐辛子によって、辛さは変わります。一般的には一味は赤いですが、珍しい一味としては、黄色の唐辛子で作った「金の唐辛子一味」という商品があります。ちょっと良い一味は唐辛子1種類しか使っていないのに、風味が違います。たまには贅沢な調味料も良いかもしれませんね。
ちょっと良いものは香りが違います。
七味とは?
七味とは唐辛子をベースに、いろんな香辛料が入っています。例えば、メインである唐辛子、芥子(けし)、胡麻(ごま)、陳皮(みかんの皮)、山椒(さんしょう)、生姜(しょうが)、海苔(のり)、青のり、菜種(なたね)、紫蘇(しそ) 、麻の実などの香辛料を使って、七味が作られます。
この記事の始めにお話しした、美味しい柚子七味は「ゆず谷村 ゆず七味」というものです。いろんな一味や七味を用意して、お気に入りの一味や七味を探すのも楽しそうですね。
八幡屋(やわたや)の柚子七味も気になっています
どちらが辛いの?
どちらが辛いかと言うと、「一味」の方が辛いです。唐辛子1種類のみで作られているので、いろいろ混ざった七味より辛いのです。ただし、七味の中に使われている、唐辛子によって辛さが変わるので一概に「一味の方が辛い」とは言えません。一般的には一味の方が辛いですが、ものによっては七味の方が辛いことがあります。
辛さを左右するのは唐辛子の種類です。
一味~七味の間はあるの?
二味~六味もあります。八味というものもあります。ですが、複数の香辛料を使う場合は「七味」に分類されることが多いです。また、会社によってはオリジナルで七味を作ってくれる会社があります。苦手な香辛料が入っていて、七味が食べられない…という方はオリジナルの七味が良いかもしれませんね。
一味に合う料理は?
一味は辛さを加えたい料理におすすめです。例えば、麻婆豆腐、麻婆茄子、ビビンパなどの料理や、洋食で言うとピザにもぴったりです。料理の辛さだけを変えてくれて、香りを邪魔しないので使い勝手が良いのです。また、「和」なイメージの一味ですが、カレーにも合います。
ピザにも合うのですね。
七味に合う料理は?
七味は辛さだけでなく、風味を出したい時にぴったりです。一味よりは辛さを抑えられ、料理の風味を良くしてくれます。七味にぴったりの料理は和食です!牛丼、親子丼、豚汁、きんぴらごぼうや、うどんなどの麺類にもぴったりです。
うどんに七味の組み合わせが大好きです。
保存方法
一味や七味は腐りますが、食べ物の中ではとても腐りにくい食べ物です。賞味期限は1年ぐらいが一般的でしょう。中には3年ぐらい日持ちするものもあります。開封前は常温保存でいいのですが、開封した後は冷蔵庫での保管がいいです。私の家で使っている「八幡屋(やわたや)」の七味にも「開封後は要冷蔵」の表記があります。
開封後の常温保存は風味が無くなってしまったり、虫が入り込んでしまったりすることがあります。また、湿気にも弱いので、記載されている通りに冷蔵保存が良いでしょう。賞味期限を過ぎても、食べられるのですが、香りがなくなり、味は劣化してしまいます。なので、やはり賞味期限を守ることは大事ですね。
美味しく食べるには保存方法、賞味期限を守ることが大事です!
まとめ
一味と七味の違いはいかがでしたか?どちらが辛いか?も面白いですよね。二味~六味も存在していることは、知らない方も多かったのではないでしょうか?また、八味もありましたね。一味と七味に合う料理は、使い方の参考になったのではないでしょうか?
私は、ピザに一味をかけて食べたことがないので、試してみたいと思います。ちなみに、私のおすすめは、から揚げにマヨネーズと七味をかけたものです。マヨネーズと七味は、とっても美味しい組み合わせなので、ぜひ試してみてください。