みなさんは、飛行機に良く乗りますか?旅行以外にも、お仕事などで飛行機に乗る方もいるでしょうか?空を飛んでいる飛行機を見ていると、「どこに行くのだろう?」とわくわくしますよね。初めて飛行機に乗った時は、嬉しかったのを覚えています。そこで、今日は飛行機にまつわる雑学をご紹介します。
みなさんはいくつご存じでしょうか?電車や新幹線より、乗る機会が少ないであろう飛行機。「そうだったのか!」と思うような記事を書いています。いろんな雑学を書いておりますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。この記事を読めば、次の搭乗に楽しみが増えるかもしれません。
目次
12月17日は飛行機の日

なぜ、この日が飛行機の日なのかと言うと、1903年にアメリカ・ノースカロライナ州でライト兄弟が初飛行した日なのです。この初飛行で飛行機に乗っていたのは、弟のオーヴィル。初めての飛行は12秒間、飛行距離は約36.5mでした。ライト兄弟はこの日、4回の飛行をしました。
最高記録は4回目の飛行で、59秒、飛行距離は259.6mでした。ちなみに、日本人が初飛行したのは、1910年12月19日のことでした。東京の代々木で、陸軍軍人だった徳川好敏さんという人が初飛行しました。この徳川さんの記録は、飛行距離約3km、飛行時間4分という記録でした。
この12月19日の5日前に、実は陸軍軍人の日野熊蔵さんも初飛行していました。ですが、公式の飛行予定日ではなかったため、記録にはならなかったのです。でも、12月19日の徳川さんの飛行の後に、日野さんも飛行しました。今は代々木公園に「日本初飛行の地」として、記念碑と徳川さん、日野さんの銅像も立っています。
東京の代々木で初飛行でした。
乗客が乗ったり降りたりするのは必ず左ドア

飛行機に乗ったり、降りたりするのは左のドアを使っていますが、気付いた方はいるでしょうか?なぜ左のドアなのでしょう?これは、船のルールから来ています。船は昔から、左側を岸に向けて、乗り降りしていました。
このことから、現在も左側のドアを使って、乗り降りしています。ちなみに、右にもドアはあります。この右のドアは、物資や機内食を入れたり、緊急時に脱出したりする時に使われています。
左と右のドアで役割が違います。
窓はガラスではなくアクリル製

窓はガラスだと思っている方も多いのではないでしょうか?実はガラスではなく、アクリル製なのです。アクリルにすることによって、ヒビや傷が入っても広がりにくいため、アクリルを採用しています。また、ガラスより軽いのも採用されている理由の1つです。ちなみに、窓は気圧の変化に耐えられるように、3枚構造になっています。
CAさんはメガネが禁止されている

航空会社にもよりますが、メガネ禁止の会社も多いとのことです。乱気流が発生した時などに、体の体制を崩してしまうとメガネが危ないため禁止しています。ですが、高齢のCAさん、作業上必要な時などには、メガネを使うことができます。
メガネ禁止の会社は意外と多いのです。
機内食は味付けが濃くなっている

飛行機に乗った時の、お楽しみの1つと言えば「機内食」。実は少し濃い味付けになっているのです。これは、気圧の関係で味覚が鈍くなり、舌の感覚が低下するためです。
気圧は味覚も変えてしまいます。
パイロットの食事は別メニュー

パイロットの食事メニューは、みんな違うものを食べています。違うものを食べる理由は、食中毒で全員が操縦できなくなるのを、防ぐためです。また、お客さんと違う点は、深めの箱に入った機内食であること。これは、机ではなく膝の上で機内食を食べるので、こぼさないようにする工夫がされているのです。
誰かが食中毒になっても操縦できるように…と決められたことなのです。
揺れを感じにくいのは実は翼の近く

大型バスなどでは、前に座る方が揺れは少ないと言いますよね。ですが、飛行機では翼の近くが揺れにくいと言われています。飛行機はバランスが大事な乗り物です。お客さんが座る場所を見越して、飛行機に荷物を入れます。この時に、荷物の配置なども考えて詰め込まれます。
そうすると、重心は翼の近くになるのです。ただし、揺れにくいとは言っても、機体が揺れる原因の空気の渦などでは、やはり揺れることがあります。また、機体の中央にはエンジンがあるため、エンジン音がうるさく感じるかもしれません。
飛行機が揺れるのは怖いですよね。
まとめ
飛行機にまつわる雑学はいかがでしたか?いくつご存じでしたか?窓はガラスではなく、3枚構造のアクリル製でした。機体が揺れるのが怖い方には、エンジン音がうるさいかもしれませんが、翼の近くの席がおすすめです。
他にも、CAさんがメガネ禁止とは知らない方も多いのではないでしょうか?機体が揺れて、体勢を崩すと危ないですよね。次に飛行機に乗る時は、この記事のことを思い出してみようと思います。