あなたはフェンシング選手の江村美咲選手を知っていますか？江村美咲選手は、東京オリンピックに出場した有力選手です。また、2024年パリオリンピックの代表に内定している選手です。この記事では、江村美咲選手のプロフィールとして学歴を紹介します。
また、江村美咲選手はかわいいと言われることが多く、その理由を紹介します。江村美咲選手は兄と弟がいますが、それぞれ江村美咲選手と関わりの深い間柄です。それぞれどんな関係にあるのか紹介します。
パリオリンピックのフェンシング協議のうち、江村美咲選手が出場する女子サーブル(※)は7月29日、30日に行われます。また、8月3日から8月4日までの団体戦にも出場予定です。ぜひ、この記事で江村美咲選手について詳しくなって、応援しましょう。
※フェンシングには、サーブル、エペ、フルーレの三競技があります。
目次
江村美咲選手の学歴
高校卒業まで
江村美咲選手は小学校でフェンシングを始めます。幼少からフェンシングを始めた背景には、両親がフェンシング選手だったことが影響しています。特に父親は、1988年のソウルオリンピックに出場した選手でした。それに、2008年の北京オリンピックでは監督も務めています。
江村美咲選手は板橋区立志村第二中学校を経て、通信制の大原学園高等学校に入学。この時期、江村美咲選手はフェンシングに専念するため、JOCエリートアカデミーに入ります。JOCエリートアカデミーは、将来オリンピックなど世界レベルで活躍が期待できる選手を全寮制で育成する機関です。アカデミー出身の有名選手には、卓球の平野美宇選手や張本智和選手がいます。
大学入学後
大原学園高等学校を卒業後、中央大学法学部に進学した江村美咲選手。2017年6月のアジア選手権では、個人で銅メダルを獲得します。さらに8月のユニバーシアードでは個人銅メダル、団体金メダルを獲得する活躍を見せました。
2018年になると、ワールドカップで個人銀メダルに輝き、国内では、全日本選手権で初優勝しました。翌年も全日本選手権で優勝しています。2020年にはワールドカップで銅メダルを獲ったことで、東京オリンピック2020の代表に選ばれました。
フェンシング界初のプロ選手へ
2021年3月に大学を卒業すると、江村美咲選手はフェンシング界で初のプロ選手となります。江村美咲選手は語りました。
「結果次第で収入が変わるし、結果を出せなければ活動を続けられなくなるかもしれない。リスクもあるけれど、自分の価値を上げる挑戦だと思っています。」
覚悟を感じさせる言葉です。
東京オリンピック2020では、個人は3回戦で敗退したものの、団体では過去最高の5位になりました。東京オリンピック以降も活躍は続きます。2022年5月のワールドカップで、日本女子個人として初めての金メダルを獲得したのです。さらに同年7月の世界選手権でも金メダルを獲得しました。2023年の世界選手権も連覇します。
2024年になると、パリオリンピックの代表に選出されました。世界チャンピオンとして挑むパリオリンピックではどんな活躍が見られるでしょうか？
メダルが現実的な位置にいることでプレッシャーがかかるところです。
江村美咲選手がかわいいと言われる理由
プレースタイルと普段とのギャップ
江村美咲選手は、相手の動きに目を光らせ、隙を見つけて素早くポイントを取ります。洞察力に優れ、一瞬を突く攻撃的な姿が持ち味です。一方、普段の江村美咲選手は、優しい穏やかな面が目立ちます。そのギャップがかわいいと言われています。
江村美咲選手は、明るさと冷静さを兼ね備えています。
Instagramで投稿する写真がかわいい
江村美咲選手は、個人のInstagramを開設していて、時折自身の写真を投稿しています。その中にはかわいい笑顔のオフショットも沢山含まれていて、ファンは大喜びです。フェンシングに関することも多く投稿されていて、江村美咲選手のことをよく知ることができます。
マスクを取った時の顔がかわいい
江村美咲選手は、試合に勝利すると、マスクをバッと外すのですが、その際の達成感のある笑顔と金色の髪が美しいです。マスクを取ったときの笑顔はとてもかわいいので、見逃さないようにしましょう。
数年前から染めているトレードマークの金髪も似合っています。
江村美咲選手の兄弟の経歴とは？
兄は車いすフェンシングの指導者
江村美咲選手のお兄さんは、江村将太朗(えむらしょうたろう)さんといいます。将太朗さんは、江村美咲選手と同様、フェンシング(エペ)の選手です。また、車いすフェンシングの指導者としても活躍していて、障害を持つ方の競技育成に取り組んでいます。車いすフェンシングはパラリンピックの競技種目です。
将来、将太朗さんの尽力で活躍する選手が出てくるかもしれませんね。
江村美咲選手は将太朗さんの深い競技愛と育成にかける情熱を尊敬していると語っています。
弟は現役フェンシング選手
江村美咲選手の弟さんは、江村凌平(えむらりょうへい)さんといいます。遼平さんは、江村美咲選手と同じフェンシングサーブルの選手で、男子日本代表です。江村美咲選手は、一緒に練習することも多くなり、互いの試合を見守ることも増えたことから、まるで一緒に戦っているようだと語っています。
江村美咲選手は一足先に世界チャンピオンになりました。遼平さんには、アスリートとして背中を見せたいと語ります。
江村美咲選手は家族と強い絆で結ばれていることが分かります。
さいごに
江村美咲選手は、世界選手権2連覇の実力者で、パリオリンピックでも頂点に立つことが期待される存在です。しかし、開催国のフランスはフェンシング発祥の大国です。その他にもヨーロッパ各国の強豪がひしめいています。そんな中、日本の江村美咲選手がどこまで勝ち上がっていけるのか、とても楽しみです。
江村美咲選手は、競技外では兄弟思いの優しい人柄で、競技中やオフでもかわいい笑顔を見せる選手です。江村美咲選手は「進化し続けたい。勝ち続けたいんです。」と言います。オリンピックでの結果によらず、これから知名度がどんどん上がり、人気アスリートの1人となる事は確実です。
ぜひ、江村美咲選手のパリオリンピックでの活躍を応援しましょう。
