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テレビアニメ化決定!漫画「ダンダダン」の魅力とあらすじをネタバレなしでご紹介!

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皆さんは「ダンダダン」という漫画作品をご存知でしょうか?【少年ジャンプ+】にて、2021年4月6日から現在も連載中のオカルト×バトル漫画であり「スパイ×ファミリー」「推しの子」などの人気作品に次いで最新話が更新するたびに100万閲覧数を超える作品です。

週刊連載とは思えないほどの画力の高さとストーリーの面白さにより、瞬く間にTwitter上で話題となり、2022年1月に発表した「全国書店員が選んだおすすめコミック 2022」で1位を獲得しました。テレビアニメ化も発表されており、日本のみならず海外のアニメファンも大いに盛り上がっているようです。

今回は、国内外問わず注目を集めている本作がどういう作品なのか、まだ読まれていない方や気になっている方に向けて重要なネタバレは避けつつお話をしたいと思います。ぜひ最後までご覧になってください。

「ダンダダン」とはどんなマンガ?あらすじをご紹介!

本作は、スマホアプリ【少年ジャンプ+】で毎週火曜日に更新するオカルティックバトル漫画です。さまざまな悪霊やUMAなどの宇宙人を相手に高校生たちが立ち向かっていきます。同時にラブコメ要素もあり、主人公たちの甘酸っぱい青春も描いている作品です。

【あらすじ】
霊媒師の祖母を持つ女子高生・綾瀬桃は、初めての彼氏に振られて意気消沈していた際に、偶然見かけたオカルト好きの男子高校生・高倉健をいじめからかばい助けます。助けられた高倉健は、彼女がオカルト話に興味がある同志だと思い込みオカルト話を持ち掛けるが、綾瀬桃はオカルトに興味が無く、宇宙人は信じないが幽霊は信じる派でした。

逆に高倉健は、幽霊は信じないが宇宙人は信じる派であったため、口論となりお互いに信じているモノを証明するために勝負することになります。綾瀬桃は宇宙人に誘拐される噂がある廃病院のUFOスポット、高倉健はネットで有名な心霊スポットにそれぞれ赴くことになるが…

ミノワ

UMAや都市伝説系が好きな方にはおすすめの作品です。

2024年10月にテレビアニメ放送開始!

2023年11月28日にテレビアニメ化が発表され、YouTube上で公開されているティザーPVも6月現時点で300万回再生を超えており、日本以外にも海外からのコメントが多く寄せられました。

制作会社は「映像研には手を出すな!」「平家物語」を制作したアニメーションスタジオ「サイエンスSARU」が担当し、綾瀬桃役に若山詩音さん、高倉健役は花江夏樹さんが担当します。

ミノワ

YouTubeのコメントは3600件以上寄せられています。

個性豊かな登場人物・怪異をご紹介!

綾瀬桃/モモ

本作の主人公の1人。霊媒師の祖母を持つ女子高生であり、ギャルっぽい男勝りな性格をした人物です。「俳優・高倉健」のような硬派な男性に本気で憧れており、同姓同名で口調も似ている高倉健を意識してしまうことから「オカルン」というあだ名を名付けます。

祖母の綾瀬星子と二人暮らしをしており、幼少期は祖母に教わったおまじないのせいで周りの子どもたちにからかわれていました。そのため、最近まで一切会話をしない関係ではあるものの、心から祖母を慕っています。

宇宙人は信じないが幽霊は信じており、オカルンとの「勝負」をきっかけに宇宙人に誘拐されてしまい、とある出来事で「超能力」に目覚めました。また「超能力」以外にも持ち前の胆力と機転の速さで怪異に立ち向かっていきます。

高倉健/オカルン

本作の主人公の1人。オカルト本を愛読するオタク的な男子高校生です。おかっぱメガネで不器用な性格なため、クラスで浮いており、いじめを受けたところを綾瀬桃に助けられたことで彼女と関わりを持つようになります。

幼少期から友人はおらず、宇宙人なら友達になってくれるかもしれないという思いから、オカルト雑誌を読み漁ったり、UFOを呼んだりもしていました。そのため、幽霊は信じないが宇宙人は信じており、モモとの口論の末に「勝負」をすることになり、それをきっかけに怪異現象に巻き込まれるようになります。

基本的に控えめで卑屈な性格をしているが、義理堅く、モモなど人のために動くことができる優しい性格です。モモと同様に土壇場では度胸と機転の速さを活かして怪異に立ち向かっていきます。

ターボババア

第1話で登場するオカルンが最初に出会う妖怪です。「100キロババア」「ターボばぁちゃん」など、いくつかの呼び名があり、近代妖怪の中では強力な存在として語られています。

オカルンが向かった心霊スポットのトンネルで遭遇し、逃げ出すオカルンですが、追ってくるターボババアに呪いをかけられてしまい、オカルンの「あるもの」を奪っていくのでした。

モデルは同名の都市伝説です。名前の通り驚異的なスピードで道路やそれ以外の場所で自動車を追い越す老婆で比較的に無害な近代妖怪ですが、本作では呪いを振りまく危険な存在として描かれています。

綾瀬星子

モモの祖母。若々しい見た目ではあるものの、実年齢は不明、巷では美魔女と呼ばれています。ドドリア三太という名でローカルテレビに出演する自称エセ霊媒師ですが、その能力は本物であり、ターボババアと渡り合えるほどの実力です。

言動は少し乱暴で周囲を振り回す傾向があるものの、モモへの深い愛情や困った人を助ける情の深い思いやりのある人物になります。

白鳥愛羅/アイラ

オカルンたちが通う高校の同級生であり、自他ともに認める美少女です。自信過剰かつ思い込みが激しいため、美少女である自身を選ばれた存在という歪んだ認識を持っています。

ある日、とある出来事で幽霊が見えるようになりました。その後も周囲を見下しながら、偶然出会ったオカルンをからかうが、モモの超能力でタライを落とされ、不意に見えた超能力の手が「悪魔の翼」と思い込み、目の敵にするようになります。

セルポ星人

第1話で登場するモモが最初に出会う宇宙人です。セルポ星人はオスしかおらず、クローン技術によって個体数を増やしてきたが、生物としての進化が止まり喜怒哀楽などの感情を失いました。そのため、地球人の生殖機能を研究するために誘拐と解剖を試みようします。

モデルは「プロジェクト・セルポ」の記述に登場するイーブ人です。2005年11月に「アメリカ国防情報局(DIA)の元職員」と称する匿名の人物がUFO研究家たちへ公開したEメールが都市伝説として広まるようになります。

「プロジェクト・セルポ」とは、1960年代にアメリカ合衆国政府が秘密裏に行った、アメリカ軍人12名を惑星セルポへ交換留学に出した計画です。本作では「プロジェクト・セルポ」についての関連性は不明ですが、不気味な宇宙人として主人公たちを襲ってきます。

「ダンダダン」の魅力とは?

「ダンダダン」の魅力は、やはり圧倒的な画力の高さと緻密に描かれた背景、テンポの良い物語性です。作者の龍幸伸先生は過去に「チェンソーマン」の作者・藤本タツキ先生と「地極楽」の作者・賀来ゆうじ先生のアシスタントを務めていました。

藤本タツキ先生は「いま、少年漫画でトップクラスの画力」と評しており、賀来ゆうじ先生からも「僕の知りうる限り、総合的な画力が最も高い人」と両者から高く評価されています。

また、個性豊かな登場人物たちも魅力の1つであり、キャラ同士のやり取りもとても痛快です。作品自体も読みやすく、バトル描写は重厚かつ絶妙な軽妙さと、恋愛描写を加えることで読者を新鮮な気持ちで物語を楽しむことができます。

ミノワ

いまや海外でも大人気の「チェンソーマン」のアシスタントを務めていたとは驚きです。

さいごに

以上、「テレビアニメ化決定!漫画ダンダダンの魅力とあらすじをネタバレなしでご紹介!」についてお話しました。現在も【少年ジャンプ+】で連載中の「ダンダダン」はアプリをダウンロードすれば、初回無料で最新話まで全話読むことができます。

2024年10月に放送予定ということもあり、ますます盛り上がりを見せる本作をまだ見ていない方や気になっている方は、この機会に「ダンダダン」を読んでみてはいかがでしょうか?最後までご覧いただきありがとうございました。

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ミノワ
趣味はマンガ・アニメ・ゲームや映画鑑賞、友人との登山や小旅行。大の猫好き。日本文化やサブカルチャー、猫に関する情報などを幅広くお届けします。