突然ですが、この記事を読んでいるあなたに質問です。あなたは「チョコミント」に関連するお菓子やアイスクリームは好きですか?「チョコミント」は「歯みがき粉の味」と感じる人もおり、好き嫌いが分かれますよね。しかし、近年「チョコミント」が10代や20代の若者を中心に流行しています。
そんな流行している「チョコミント」は、なぜ青い色をしているのか知っていますか?この記事では「チョコミント」が青い色をしている理由から「歴史」「健康効果」になど「チョコミント」に関係するあれこれ解説します。
「チョコミント」が好きな方も苦手な方も、関係なく楽しめる記事です。ぜひ、最後までご覧ください。
チョコミントが青い理由

チョコミントが青い本当の理由は、現在でも分かっていないのが事実です。ミントの清涼感を色で再現した。説が一番有力な説です。ミントの清涼感を色で再現することで、食欲をそそり、店頭でも美味しそう見えることから、この色になったとされています。
チョコミントの歴史

チョコミントの歴史を紹介します。
発祥国はイギリス
チョコミントの発祥国はイギリスです。1931年にイギリスのお菓子メーカー「ベンディックス」が製造したのが、最も古い記録として残っています。
その後、アメリカにも広がります。1945年に、アメリカ・カリフォルニア州に一号店をオープンした「サーティワンアイスクリーム」が世界で最初の「チョコミントアイス」です。
サーティワンアイスクリームが日本で販売
日本では、1974年に東京・目黒にオープンした「サーティワンアイスクリーム」日本一号店が最初です。販売当初は、人気商品ではありませんでした。しかし、徐々にミントの清涼感とチョコレートの甘さがクセになる人が続出し、日本でも人気が拡大しました。
チョコミントがクセになった人を、後に紹介する「チョコミン党」という人たちです!
健康効果

チョコミントの主な健康効果として「リラックス効果」「ストレス発散効果」の2つがあげられます。そちらについて詳しく解説します。
リラックス効果
1つ目は「リラックス効果」です。チョコレートの原料「カカオ」には「ポリフェノール」が含まれており「疲労回復」で有名です。ミントの香りにもリラックス効果があり、リラックスしたい時にはとても適しています。
ストレス軽減効果
2つ目は「ストレス軽減効果」です。チョコレートの原料「カカオ」には「テオブロミン」という成分が含まれています。「テオブロミン」には、幸せな気分を感じやすくするホルモン「セロトニン」に分泌を良くする効果があります。そこにミントの爽やかな香りが加わることで、ストレスが軽減されるのです。
チョコミン党とは

「チョコミン党」とは、チョコミントの愛好家のことをいいます。「チョコミン党」が増加しており、コンビニ・ファストフード・お菓子など様々な企業でチョコミントの新商品が登場しています。
また、アイスやお菓子だけではなく、チョコミント味のカクテルや豆乳など珍しい商品まで販売される時代になりました。
2月19日はチョコミントの日

きっかけは1人の女子大生から始まりです。チョコミントが好きな女子大生「チョコミント仮面。」さんがSNSで働きかけをし、令和3年2月19日に般社団法人・日本記念日協会にて登録・制定されました。
アメリカの全米菓子協会で2月19日は「チョコミントの日」と登録されていたため、日本でもアメリカと同じ日付になりました。
2月19日は、InstagramをメインとしたSNSにたくさんのチョコミントが関連する写真が投稿されます!
韓国でも流行

チョコミントは隣国、韓国でも流行しています。日本に「チョコミン党」があるように、韓国にも同じ意味の「ミンチョ団」があります。韓国語でチョコミントを「ミントチョコ」と呼び、その言葉をねじらせた言葉が「ミンチョ団」です。その人気から「トッポッキ」や「チキン」のチョコミント味まで誕生しました。
また、韓国では日本でも、おなじみの「ケンタッキー・フライド・チキン」のメニューで「チョコミントソース」が付いたメニューが誕生し、話題になりました。
韓国では「ミンチョ団」の反対意味「反ミンチョ団」というものもあります。「反ミンチョ団」とはチョコミントが苦手な人のことをいいます。日本では「チョコミン党」はあっても「反チョコミン党」という言葉は存在しません。
まとめ
いかがでしたか?これから暑い季節になり、冷たいチョコミントアイスがさらに美味しく感じるようになります。ミントの色が写真映えし、味や香りだけではなく、色も流行している理由の1つです。
この記事を読んで「話の話題になる」「チョコミントが食べたくなった!」と思って頂ければ嬉しいです。最後まで、ご覧いただきありがとうございました。