みなさんは坂東龍汰さんをご存知でしょうか?2018年8月放送のNHKドラマ『花へんろ 特別編「春子の人形」』で初主演。その変幻自在な演技で注目を集めた人気俳優です。そんな坂東龍汰さんの学歴について知りたい方も多いのではないでしょうか?そこで今回は
- 坂東龍汰さんの学歴と出身校について
- 坂東龍汰さんの学生時代の各エピソード
- 坂東龍汰さんが学んだシュタイナー教育とは?
この3つをテーマに深掘りして解説致します。この記事を読めば坂東龍汰さんの学歴や出身校、幼少期から学んだシュタイナー教育について知ることができます。学校だけでなく、自宅でもネットやテレビが禁止だった?ぜひ、最後まで読んで頂けたら幸いです。
目次
プロフィール
- 名前:坂東 龍汰(ばんどう りょうた)
- 生年月日:1997年5月24日(年齢27歳)
- 身長:175㎝
- 血液型:O型
- 出身地:北海道伊達市
- 趣味・特技:写真撮影、油絵、古着屋巡り、ボクシング、ロードバイク、社交ダンス、ギター、バイオリン、スキー、スノーボード
- 所属事務所:鈍牛倶楽部
坂東龍汰の人物像
- アメリカ・ニューヨーク生まれで、北海道育ちの俳優。
- 2017年に俳優デビュー。
- 第32回日本映画批評家大賞の新人男優賞(南俊子賞)を受賞。
- 壁を作らないタイプ。すぐに友達になれる性格。
- 好奇心旺盛で目立ちたがり屋。
- テンションが上がると誰彼構わずハグしたくなる。
坂東龍汰の学歴と出身校
坂東龍汰さんの小学校から大学までの学歴を紹介します。
2004年 | 小学校:北海道シュタイナー学園 いずみの学校初等部 入学 |
2010年 | 中学校:北海道シュタイナー学園 いずみの学校中等部 入学 |
2013年 | 高校:北海道シュタイナー学園 いずみの学校高等学園 入学 |
――― | 大学:進学していない |
アメリカ・ニューヨーク市で生まれた坂東龍汰さん。坂東さんが3歳の頃に北海道伊達市に引っ越します。引っ越した理由は両親が北海道でワイン造りをするためです。現在でも北海道壮瞥町にある『仲洞爺バイオダイナミックファーム』というブドウ農園を経営しています。
家族構成は両親と姉、歳の離れた弟の5人家族です。坂東さんは、小学校から高校まで『北海道シュタイナー学園』に在籍してシュタイナー教育を受けています。その後は大学に進学せず、上京しました。
それでは、各時代のエピソードについて、時系列順に深掘りして解説しようと思います。
小学校時代のエピソード
坂東龍汰さんの小学生時代は、小学4年生の頃に地元の小さな劇団「演劇塾」に所属していました。しかし、人前に立つのが苦手で内気な少年だったとのことです。本人曰く「(演劇を)やらされている感覚でした」と語っています。
そんな坂東さんは、幼少期から思考力を養うために『いずみの学校』というシュタイナー教育のある学校に通っていました。クラスメイトも常に9人しかいなかったとのことです。インタビューで当時の様子をこのように語っています。
「多感でしたね。猿みたいな子供でした(笑)。自然の中を裸足で走り回って。田舎で育った子供をイメージしたまんまの感じです。」
引用:PR TIMES
中学校時代のエピソード
坂東龍汰さんの中学生時代は、引き続き演劇を行っていました。中学3年生になると、重要な役を任されます。これをきっかけに、これまでの「演劇をやらされている感覚」から、自身で演技の楽しむ喜びを知ったとのことです。
ちなみに坂東さんは、シュタイナー教育が世間一般の人とは違うカリキュラムであることを中学校に上がるまでは知りませんでした。また、中学校では制服ではなく、私服で登校していたため、制服デートに憧れていたとのことです。
「教科書やテストはなく、順位や点数で評価されることもありません。勉強を頑張る子もいれば、芸術的な分野に集中する子も。無理に学ばせることはなく、その子の潜在的に好きなこと、興味のあることを追求できる。うちは親も徹底していたので、家でもシュタイナー思想が浸透していて、中学に入るまで、それが世間の人と違うことも知らなかったんです。」
引用:FIGARO.jp
高校時代のエピソード
坂東龍汰さんが高校生になると『いずみの学校高等学園(偏差値なし)』での寮生活を始めます。小学生から続けている演劇や油絵の他にバイオリンやギターなど、興味のある分野をより積極的に学ぶようになりました。
また、ニュージーランドの短期留学にも行ったとのことです。部活動では「社交ダンス部を作ってほしい」と要望し、高校2年生のときに北海道の社交ダンスの大会で3位に入賞します。当時の様子をこのように述べました
「体育の授業で習ったのがきっかけです。それまでダンスに全く触れてこなかったので、リズムに乗って体を動かす楽しさに惹かれました。表現力も豊かになりますし、将来のためにもなるかなと続けていました。北海道大会に出場して3位になったことも。ただ、出場していたのは5組でしたけど(笑)。」
引用:CREA
高校を卒業する際に『高校卒業プロジェクト』の一環として、20分ほどのクレイアニメーションを1年間独学で制作したとのことです。すごいですね!
ネットやテレビが禁止?シュタイナー教育とは?
坂東龍汰さんにとって幼少期から馴染み深い『シュタイナー教育』ですが、そもそもどういった制度で、どういった教育方針なのか?その点について解説致します。
『シュタイナー教育』は、オーストリアの哲学者ルドルフ・シュタイナーが提唱した教育方針です。具体的には『教科書を用いない、テストなどの点数で評価を行わない、競争より興味を知る』ことに重きを置いています。
そのため『いずみの学校』では、テレビや携帯電話の使用が禁止です。また、坂東さんの家庭でもシュタイナー教育が浸透していました。携帯電話やゲーム機の所持、テレビの視聴が禁止されており、週末のみ父親と一緒に映画を観ることができました。
上京後に俳優・村上虹郎から芸能事務所を紹介される
高校卒業後は大学などには進学せず、卒業から2週間後に実家を出ます。その後、兵庫県の有馬温泉の旅館で住み込みバイトをしていました。そこで働いた理由は、上京資金100万円を集めるためです。そして、1年後に上京します。
高校生時代から写真や絵の仕事に就きたいと考えていた坂東さんは、友人である村上虹郎さんに進路について相談しました。村上さんからは自身が所属する芸能事務所を紹介され、履歴書と自作の絵や写真、クレイアニメーションの映像を事務所に送付。そして、現在も所属する芸能事務所の入所が決まり、2017年に俳優デビュー。
ちなみに、シュタイナー教育のある『いずみの学校』の初等部と中等部は学校法人ですが、いずみの学校高等学園はNPO法人です。そのため、大学に進学する際は、大検(高等学校卒業程度認定試験)の取得が必要になります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は坂東龍汰さんの学歴やシュタイナー教育がある学校生活についてお話しました。小学校から高校卒業までシュタイナー教育のある『いずみの学校』に通っていた坂東さん。
ネットやテレビ、ゲームが禁止されて、週末に父親と映画を観る事しかできませんでした。しかし、本人曰く「不便には感じず、学校で興味のある分野を学べた。北海道の大自然で伸び伸びと過ごせた」とのことです。
その後、高校を卒業してから実家を出て、上京します。その際に友人である村上虹郎さんからの紹介で現在の芸能事務所に入所。2017年に俳優デビューし、2025年1月17日公開の映画『君の忘れ方』で、映画単独初主演を務めています。今後も彼の活躍に注目ですね。
