漫画『ジョジョの奇妙な冒険』の作者、漫画家の荒木飛呂彦さん。同作は全世界のシリーズ累計発行部数1億2,000万部を突破している大人気作品です。1987年から『週刊少年ジャンプ』にて連載されています。荒木さんは「年々若返っている」「不老不死なのか?」と言われ、一部では「老けない病気」説まで浮上しています。
この記事では、荒木さんが老けないと言われる理由を徹底調査!病気の噂は本当なのか?噂の真相と若さを保っている秘訣をご紹介します。さらに、荒木さんが影響を受けた人物とは誰なのでしょうか?ぜひ最後まで読んでみてください。
目次
荒木飛呂彦はハイランダー症候群?
ネットで検索すると、荒木先生は「老けない病気」なのではと噂になっています。その「老けない病気」と言われているのが「ハイランダー症候群」です。
ハイランダー症候群とは
ハイランダー症候群は、架空の病名で実際にある病気ではありません。元ネタは漫画『悪魔のリドル』に登場する、肉体が老いずに長命となる奇病です。外見が一定の年齢で止まってしまいます。2009年に公開された映画『エスター』では、子供の外見をした女性がハイランダー症候群として登場します。
こういった作品から、「老けない病気=ハイランダー症候群」と呼ばれるようになりました。「ハイランダー症候群では?」と言われるほど老いを感じさせない著名人は多数いますが、実在する病気ではありません。しかし、成長障害を引き起こす医学的に命名された病気は存在します。
- 成長ホルモン欠乏
- 下垂体機能低下症
- 骨化石症
- 低身長症
上記のような症例があります。骨形成の発達異常や遺伝子の欠損など、さまざまな要因で低身長のまま大人になる人や成長が止まってしまう人がいるのは事実です。
病気という噂は本当?
それでは、荒木さんは本当に老けない病気なのでしょうか?調べた結果、そのような疾患はなく、病気を患っている訳ではありませんでした。少なくとも公表されている病気はありません。病気ではないなら、どうして何十年も若さを保ち続けられるのか不思議ですよね。それは、荒木さんの生活習慣に秘訣がありました。
荒木飛呂彦が老けない3つの理由
ここからは、荒木さんが若さを保っている秘訣をご紹介します。
規則正しい生活
- 夜10時に寝て、朝5時に起きる
- 起きたらストレッチ+腹式呼吸
- 1時間ウォーキング
荒木さんは、働く時間も固定で決めており、普通に働いている社会人と同じように平日は働き週末は休むという生活を続けています。アシスタントやスタッフも同じ勤務体系です。あとはタバコを吸わず、趣味に没頭する日をつくるため、休日は好きなことをしてストレスを溜めないようにしています。
オートファジーに近い食生活
- 朝は自分で作る生野菜ジュース
- 昼は野菜中心の食事
- 夕食は食べない
1日2食、野菜中心の食生活を送っています。1日24時間のうち、16時間断食をするオートファジーダイエットのやり方に近いです。荒木さんはこの「小食健康法」を取り入れ、体が慣れてしまうと1日3食のときより調子が良くなったのだとか。
明石家さんまさん、ビートたけしさん、タモリさんなど、元気に活躍されている方々は皆さん「1日1食」ですね
ジムでのトレーニングと水泳
荒木さんは、中学時代に剣道部、高校時代にはロードレース部に所属していました。学生のころから今でもかかさず体を鍛えています。そのため、ジムに通いトレーニングや水泳をして、汗をかくようにしています。ちなみに洗顔は水道水で顔を洗うだけで、特別なスキンケアはしていません。
ただ、紫外線対策はしっかりしていると過去のインタビューで語っています。荒木さんは現在64歳ですが、あの肌ツヤは見習いたいものです。
荒木飛呂彦が影響を受けた人物とは?
荒木さんが今のような生活を送るようになったのは、ある人物が影響しています。
こち亀作者の秋本治先生
『週刊少年ジャンプ』で連載していた『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の作者・秋本治さんです。40年間、無休で週刊連載を続けた秋本先生は、朝9時から夜7時まで原稿に向い、残業はしません。荒木さんは、秋本さんが行っている生活リズムを教えてもらい、それ以来、今の生活リズムを続けています。
長期連載を続けられる秘訣は、規則正しい生活リズムです!漫画家は不規則になりがちな職業ですが「無理な働き方をしない」ことが大事ですね
おわりに
荒木飛呂彦さんは1960年生まれで現在64歳(2025年5月時点)です。写真を見ると、とても若々しくて60歳には見えません。老けない秘訣を探ってみると、ごく一般的な健康法を長年続けていることがわかりました。なかなか1日2食の食生活を真似するのは難しいですが、健康管理で大切なことは、「生活リズム・食事・運動」です。
プラス、ストレスをためない、休みはしっかりとる、睡眠。この基本がいつまでも若々しく健康でいられる理由でした。そんな荒木飛呂彦先生ですが、現在 YEBISU BREWERY TOKYO にて、2025年5月31日(土)までの期間限定でヱビスビールとコラボしています。ヱビスビール135周年特別企画「美人画で巡るヱビス」を開催中。
ヱビスと美人画のルーツをたどる展示、荒木さんが特別に描き下ろした美人画とデザイン缶が展示されています。また、荒木さんの作品をテーマにつくられたオリジナルビール『受け継ぐ者』を数量限定で飲むことができます。ビール名はもちろん、荒木さん命名です。限定グッズもあるため、ファン必見です!
気になる方は5月末までに、ぜひ YEBISU BREWERY TOKYO に足を運んでみてくださいね。