みなさんスマホと言えば、アップル社のiPhoneを利用している人が多いのではないでしょうか?私の周りもアンドロイドを使っている人もいますが、やっぱりiPhoneを使っている人の方が多いです。パソコンもMacを使っている人を見ると、かっこいいなぁ!私も欲しいなぁと思って眺めてしまいます。
アップルウォッチやiPadも良いですよね。身の回りは、アップルで統一している人も多いと思います。さて、このiPhoneなどに刻印されているリンゴマークですが、なぜ欠けているのでしょう?みなさんはご存じですか?今日はリンゴマークが欠けている理由や、Apple社の名前の由来についてご紹介しようと思います。
目次
リンゴマークが欠けている理由
リンゴが欠けているのには、いくつかの都市伝説があります。たとえば、アダムとイブが知恵の実であるリンゴを食べて知恵を付けたから。
他には、PCの容量を表すバイト(byte)と、かじるバイト(bite)を掛けた言葉と言う説もあります。ですが、理由はとってもシンプル!「みんなが、サクランボと間違えないようにするため」とロゴを制作したロブ・ジャノフは答えています。
シンプルすぎる答えにびっくりです!
Apple社の名前の由来
名前の由来にもいくつかの都市伝説があります。スティーブ・ジョブズはビートルズが好きで、そのレコード会社の名前が「Apple」だったから。リンゴを食べていれば健康に過ごせるという果実食主義だったから。スティーブ・ジョブズが過去に勤めていた、ATARI(アタリ)社より電話帳の表示が上にくるようにしたとも言われています。
名前をアップルとした理由ははっきりしていませんが、スティーブ・ジョブズは「果食主義を実践していた。リンゴ農園の剪定(せんてい)を終えたところだった。柔らかいイメージになる。」と話しています。
いろんな説があって、面白いですね
リンゴマークは今までに6回も変わっている
1976年に最初のロゴが出来上がります。初めてのロゴはリンゴの木の下で座り、木に寄りかかって本を読んでいるニュートンの絵でした。このロゴはアップル社の共同創設者ロン・ウェインが書きました。
ですが、スティーブ・ジョブズは「ロゴが堅苦しい」として、マーケティングコンサルタントをしている、レジス・マッケンナ社のアートディレクター、ロブ・ジャノフにロゴの制作をお願いします。そして、みなさんも知っているリンゴマークが出来上がります。この時のリンゴマークは6色のレインボーカラーでした。
その後は
・1998年にTranslucent Versionという水色のマーク
・1998〜2000年にMonochrome Versionというブラックのマーク
・2001〜2007年にAqua Versionというリンゴが光っているようなマーク
・2008〜2015年にChrome Versionというリンゴに曲線が入ったマーク
そして、現在ではグレーのリンゴマークが刻印されています。
ちなみに、Macintosh(マッキントッシュ)はリンゴの品種である「Mcintosh(日本名:旭)」からきています。Mの後にaが入っているのは、すでに「McIntosh」というオーディオメーカーがあったためです。
リンゴマークにも歴史があるのですね
初めてアップルマークが刻印されたのはAPPLE Ⅱ
アップル社から初めて販売されたのは、1976年のApple Ⅰ(アップルワン)です。スティーブ・ウォズニアックがほぼ独学で開発したマイクロコンピュータです。このApple Ⅰの発売が成功し、1977年に法人化、Apple Ⅱも発売されました。
Apple Ⅱの特徴は280ドット×192ドットという解像度!6色の色を表示できるコンピュータでした。ちなみに、初期のモデルは4色表示でした。
当時はすごい技術でした!
ゲーム機を販売していた過去がある
全世界で42,000台しか販売されなかったピピン・アットマーク。日本では1996年3月28日に発売され、海外では『pippin@WORLD』という名前で1996年9月1日に発売されました。バンダイが提案して、アップルコンピュータが開発と提供をしていました。1997年5月12日には製造中止に…。累計での損失額は約260億円となってしまいました。
世界で1番売れなかったゲーム機と言われています。
創業者は3人いた
創業者はスティーブ・ジョブズ、スティーブ・ウォズニアック、ロナルド・ウェインの3人です。ロナルド・ウェインはアップルを設立して、なんと12日で退職します。このロナルド・ウェインは退職するまでに、アップルの株式10%にあたる株を持っていました。
ですが、この持っていた株を約9万円で清算してしまいます。この株を持ち続けていれば、7兆5,710億円にもなっていました。それでも、9万円で清算したことに後悔はしていないと言い切っていました。
私なら絶対、後悔します…。
創業者のスティーブ・ジョブズについて
ブルーボックスを自作する
生年月日は1955年2月24日。56歳の時に亡くなります。シリア人の父とアメリカ人の母の間に生まれました。そして、生後すぐにジョブズ家の養子になります。小さなころから変わっており、宿題もせずイタズラばかりしていました。小学4年生からは、担任の教師との出会いに恵まれ、勉強が好きになります。
知能テストを受けて飛び級もしました。16歳の時にはスティーブ・ウォズニアックと共にブルーボックスを自作して販売していました。ブルーボックスとは、電話回線を不正利用して、無料で長距離電話ができる機械のことです。
このブルーボックスでたくさんの利益を得ますが、銃で脅されてブルーボックスを奪われます。これをきっかけに、ブルーボックスの販売を辞めます。ですが、スティーブ・ジョブズはこのブルーボックスが無ければ、アップル社は無かったと言っています。
性格について
「優れたリーダーになるにはスティーブ・ジョブズを真似してはいけない」とまで言われるほど、性格はひどかったのです。自分の意見と合わない時は、きつい言葉で罵倒(ばとう)して、その場でクビにしてしまうことも!
また部下がアイディアを持ってくると聞く耳を持たないふりをして、次の日には自分のアイディアとして報告することもありました…。また、恋人が妊娠しても認知をしなかったのです。養育費を支払う義務も途中で放棄することもありました。
こんな上司、怖いですよね
最後に
リンゴマークが欠けている理由は、いかがでしたか?とってもシンプルな理由で、拍子抜けしてしまいましたよね。リンゴマークが6回もモデルチェンジしていることも面白かったです。初期のレインボーロゴはキレイで明るいイメージがありますよね。また、スティーブ・ジョブズの性格は少し怖いですよね。トップで居続けるためには仕方なかったのでしょうか。これからも新商品の登場に、わくわくするのでしょう!