映画やドラマで幅広い役柄をこなし、若手俳優の中でも注目を集める赤楚衛二(あかそ えいじ )さん。彼の持つ親しみやすい笑顔と誠実な人柄は、スクリーンの中だけでなく、多くのファンの心を掴んで離しません。しかし、そんな赤楚さんの輝きを支えるのは、実は並外れた才能を持つ家族の存在です。
彼の背後には、知性と芸術が絶妙に調和した驚くべき家庭環境が広がっています。家族の多彩な才能と支えは、赤楚さんの表現力や人間性にも少なからず影響を与えているはずです。この記事では、俳優・赤楚衛二さんの家族構成を紐解きながら、その背景や家族が彼にもたらした影響について迫ります。
プロフィール
- 名前: 赤楚 衛二(あかそ えいじ)
- 生年月日: 1994年3月1日
- 出身地: 愛知県名古屋市
- 職業: 俳優・モデル
- 趣味: 剣道、ピアノ
父親が大学学長!
赤楚衛二さんの父親は赤楚治之(あかそ はるゆき)さんで、名古屋学院大学の学長です。彼は言語学の教授で、英語学を専攻している非常に優れた功績を持つ教育者として知られています。その優秀さはノーベル賞受賞者を数多く輩出する、アメリカのウィスコンシン州立大学マディソン校言語学部に留学するほど。
赤楚衛二さんは、ドラマ『SUPER RICH』で、英語を含めた三か国語がペラペラなビジネスマンを演じ、大きな話題を呼びました。彼の堪能な語学力の背景には、父親の厳しい教育があります。中高生までみっちりと勉強を教え、通知表の成績が悪い時や、「できない」と言ったら怒鳴られたことも。
そんな厳しい父親の赤楚治之さん。赤楚衛二さんが彼に芸能界の道を諦めきれないと伝えた時、「やりたいことを見つけたならそれが一番だ」と背中を押したエピソードがあります。
若者の特権は「夢」を語ることです。ぜひ、自分の夢を持ち、その実現にむけてチャレンジして下さい。
そして、自分の可能性に自らリミッター(制限装置)を設けるのは止めましょう。
名古屋学院大学 学長メッセージ ーより引用
父親として、息子さんの俳優としての成功に一役買っているのは間違いありませんね!
いとこはソングライター!
赤楚衛二さんのいとこは、中村瑛彦(なかむら あきひこ)さんという元ソングライターで、現在は作詞作曲家として活躍されています。J-POPを中心に幅広いジャンルの楽曲制作を手がけています。
- なにわ男子『なにわの男子やねん』
- Hey!Say!JUMP『「我 I Need You』
- King & Prince『Amazing Romance』
など、人気アーティストへの楽曲提供やプロデュースを行っているのです。2016年にリリースされた井上苑子『ナツコイ』はYouTubeの動画再生数が1400万回と、大きな注目を浴びました。
赤楚衛二さんとの関係は明確に公表されていません。ですが2人は2歳差で、中村瑛彦さんは芸能界に近い場所で活動しています。このことから、いとことして音楽の話題で盛り上がることもあったかもしれません。
AKB48などのアイドルや、アニメやゲームの分野まで音楽を幅広く手掛けています!
家族構成
赤楚衛二さんの家族構成は、両親と4歳年下の弟が1人の4人家族です。父親が大学学長、いとこが元ソングライターの作曲家という、学術と芸術の両方に縁のある多才な背景が特徴的です。
しかし、父親やいとこだけでなく、母親や弟も芸術的な背景を持っていることが明らかになっています。
母親はピアノ講師
母親の赤楚早苗(あかそ さなえ)さんは、金城学院大学卒業生で、現在はピアノ講師をしています。彼女のピアノの腕前は、国内最大規模のコンクール『グレンツェンピアノコンクール』第8回全国大会で「指導者賞」を受賞するほど。ちなみに、赤楚衛二さんの趣味や特技はピアノで、母親の影響が垣間見えます。
赤楚早苗さんは、夫であり赤楚衛二さんの父親赤楚治之さんと同様にかなりのスパルタで、息子2人のピアノレッスンに関してはかなり厳しかったことが分かっています。赤楚衛二さんは3歳からピアノを習っていましたが、母親の指導に耐え切れず中学を卒業する頃には辞めてしまいました。
弟はCGクリエイター?
弟の赤楚周平(あかそ しゅうへい)さんは、具体的な詳細が明らかになっていませんが、映像やデザイン業界で活躍している可能性が高いです。彼は、大阪芸術大学生の自主制作アニメ『ウルトラユウスケ』で、アグレッサー星人役を演じています。
同大学の『駄菓子屋ph8.0』というチームでプロジェクションマッピング作品の制作に参加。
バンタンゲームアカデミー大阪校が開発した『Re:a Rhythm(リアリズム)』というゲームに携わるなど。
以上の情報から、様々な分野のCG制作で活躍していることが分かります。赤楚衛二さんご自身は、「どちらかというと弟に遊んでもらっていた」と語っており、ホラー映画を見た後は怖くて弟にトイレまで付き添ってもらっていたなど。可愛らしいエピソードを明かしています。
弟さんは「やりたいことを貫く」がモットーの方だったそうです!
さいごに
俳優として数々の役柄に命を吹き込み、多くの人々に感動を届けている赤楚衛二さん。その背後には、学問に情熱を注ぐ父親、音楽の世界で才能を発揮するいとこ。そして温かい支えを与えてくれる母親や弟という、多彩で魅力的な家族の存在がありました。
赤楚衛二さんの演技に感じられる温かさや奥深さが、ただ彼自身の努力だけでなく、家族との絆や影響に裏打ちされていることがわかります。学術や芸術という異なる世界に携わる家族の姿が、赤楚衛二さんの俳優としての幅広い表現力を支えているのかもしれません。
今後も赤楚衛二さんが、家族から受け継いだ多彩なバックグラウンドを武器に、どのような新しい挑戦をしていくのか。これからの成長と、彼が紡ぎ出す物語に引き続き注目していきたいですね!