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24時間テレビのサライはいつから歌っている?メインパーソナリティは誰?

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あなたは、夏の風物詩と言えば何を思い浮かべますか?著者は、地元の花火大会や夏祭りを思い出します。毎年夏の終わりが近づくと放送される「24時間テレビ~愛は地球を救う~」を思い浮かべる方も多いかもしれません。この記事では、24時間テレビの象徴である「サライ」の合唱と「メインパーソナリティ」について紹介します。

実は、サライはもともと存在した曲を歌っているのではありません。では、サライはどこからやってきた曲なのでしょうか?サライが24時間テレビのクライマックスで合唱されるようになった経緯を紹介します。

メインパーソナリティには、過去様々な人が起用されています。2024年の24時間テレビでは誰が務めるのでしょうか?

名物コーナーのサライの合唱はいつから?

サライは1992年に24時間テレビ内で作られた曲

1992年の24時間テレビで15回記念として、番組内でテーマソングを作る企画が立ち上がりました。たった1日で新曲を作ることができるのか、注目を集めました。また、作られる曲の印税は寄付金にするという名目で制作されたのです。この24時間で曲を作るコーナーは第15回24時間テレビの目玉企画として行われました。

そして作られた曲がサライです。つまり、サライは既存の楽曲ではなく、24時間テレビの番組中に作られた急造の曲だったのです。

はち

急造の曲なのに、クオリティがとても高く、胸を打たれる曲です。

サライは加山雄三と谷村新司によって作られた

サライはトップミュージシャン2人によって作られました。加山雄三さんと谷村新司さんです。作曲は加山雄三さん(ペンネームである弾厚作名義)が担当しました。作詞は、全国の視聴者から寄せられたメッセージを参考に谷村新司さんが代表作詞を担当しました。2人は精力的に作曲、作詞し、2日目には見事完成したのです。

そして、出来上がったばかりの新曲は、24時間テレビの中で初めて披露されたのです。当初は「愛の歌」というタイトルで作り上げられました。

はち

著者は、トップミュージシャン2人の合作ということで話題になったのを記憶しています。

1992年以降、サライは毎年歌い継がれている

1992年第15回24時間テレビで完成した曲は、その後「サライ」と名付けられます。以降、サライは番組のエンディングテーマとして、24時間テレビの最後に合唱されるようになりました。加山雄三さんと谷村新司さんを始め、出演者はステージに集まります。

そして観覧席の観客は立ち上がり、それぞれの思いを込めてサライを歌うのです。

また、日本テレビ系列各局や中継地点の出演者、関係者も共に歌います。まさしく、24時間テレビを締めくくるのにふさわしいエンディングです。

サライはこれからも歌い継がれていく

サライが作られてから30年。2022年限りで、サライの制作者の1人である加山雄三さんが、コンサートから引退することになりました。そのため、2022年24時間テレビ45が、加山雄三さんの24時間テレビにおける最後の歌唱となったのです。

そして、もう1人の制作者である谷村新司さんは、2023年24時間テレビは病気で欠席し、そのまま亡くなられました。そのため2022年24時間テレビが加山雄三さんと谷村新司さん揃っての最後のサライ歌唱となりました。

サライを作ったお二人はステージを降りたことになります。しかし、日本テレビからは、これからも24時間テレビのエンディング曲としてサライを歌い継ぐとコメントがありました。

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著者はサライが好きなので歌い続けられるというのは嬉しい報せです。

2024年のメインパーソナリティは誰?

2024年はメインパーソナリティを置かない

24時間テレビでは、司会と別に旧ジャニーズ事務所のアイドルが「メインパーソナリティ」として起用されていました。しかし、2024年はメインパーソナリティを置かない旨が日本テレビから発表されたのです。24時間を24人のメンバーで繋ぐ番組構成となります。

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新しい取り組みですが、どのように番組が進むのか注目です。

過去のメインパーソナリティは誰だった?2003~2012

メインパーソナリティは2003年から設置されました。
第一号はTOKIOの面々が務めました。
以下に、2003年から2012年までのメインパーソナリティを紹介します。

※グループ名、メンバーは当時
※敬称略

メインパーソナリティ
2003年TOKIO(城島茂、山口達也、国分太一、松岡昌宏、長瀬智也)
2004年嵐(大野智、二宮和也、櫻井翔、相葉雅紀、松本潤)
2005年草彅剛(SMAP)、香取慎吾(SMAP)
2006年KAT-TUN(亀梨和也、赤西仁、田口淳之介、田中聖、上田竜也、中丸雄一)
2007年タッキー&翼(滝沢秀明、今井翼)
2008年嵐(大野智、二宮和也、櫻井翔、相葉雅紀、松本潤)
2009年NEWS(山下智久、小山慶一郎、加藤シゲアキ、錦戸亮、増田貴久、手越祐也)
2010年TOKIO (城島茂、山口達也、国分太一、松岡昌宏、長瀬智也)
2011年関ジャニ∞(横山裕、渋谷すばる、村上信五、丸山隆平、安田章大、錦戸亮、大倉忠義)
2012年嵐(大野智、二宮和也、櫻井翔、相葉雅紀、松本潤)

なお、歴代最高視聴率は2005年の草彅剛さん、香取慎吾さんの年でした。

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2005年にはSMAPメンバーが駆け付け、パフォーマンスをしました。

過去のメインパーソナリティは誰だった?2013~2023

続いて、2013年から2023年までのメインパーソナリティを紹介します。

※グループ名、メンバーは当時
※敬称略

メインパーソナリティ
2013年嵐(大野智、二宮和也、櫻井翔、相葉雅紀、松本潤)
2014年関ジャニ∞(横山裕、渋谷すばる、村上信五、丸山隆平、安田章大、錦戸亮、大倉忠義)
2015年V6(坂本昌行、長野博、井ノ原快彦、森田剛、三宅健、岡田准一)
Hey! Say! JUMP(山田涼介、知念侑李、中島裕翔、岡本圭人、有岡大貴、髙木雄也、伊野尾慧、八乙女光、薮宏太)
2016年NEWS(小山慶一郎、加藤シゲアキ、増田貴久、手越祐也)
2017年櫻井翔(嵐)、小山慶一郎(NEWS) 、亀梨和也(KAT-TUN)
2018年Sexy Zone(中島健人、菊池風磨、佐藤勝利、松島聡、マリウス葉)
2019年嵐(大野智、二宮和也、櫻井翔、相葉雅紀、松本潤)
2020年井ノ原快彦(V6)、増田貴久(NEWS)、北山宏光(Kis-My-Ft2)、重岡大毅(ジャニーズWEST)、岸優太(King & Prince)
2021年King & Prince(平野紫耀、永瀬廉、髙橋海人、岸優太、神宮寺勇太)
2022年二宮和也(嵐)、中丸雄一(KAT-TUN)、山田涼介(Hey! Say! JUMP)、 菊池風磨(Sexy Zone) ※YouTubeチャンネル「ジャにのちゃんねる」のメンバー
2023年なにわ男子(西畑大吾、大西流星、道枝駿佑、高橋恭平、長尾謙杜、藤原丈一郎、大橋和也)

時代を彩る豪華なメンバーがメインパーソナリティを務めてきたことが分かりますね。彼らは番組の中心になって、24時間テレビ内のドラマや、全国でのチャリティー活動に積極的に参加してきました。

今年はメインパーソナリティこそいませんが、番組の新しい形に期待しましょう。

はち

いろいろな人が入れ替わりチャリティー活動を紹介する形になります。

さいごに

記事では、日本テレビ主催の24時間テレビについて、テーマ曲であるサライがどのようにして生まれたのかを紹介しました。1995年に番組の中で作られたということは、知らない人もいたのではないでしょうか。

そして、毎年番組の中心となって盛り立ててきたメインパーソナリティの存在を紹介しました。過去を振り返るといろんなアイドルがメインパーソナリティを務めてきたことが分かりますね。2024年はメインパーソナリティを設けないので、どのような番組になるのか注目です。

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はち
趣味は音楽鑑賞、新聞に掲載されているパズルを解くこと。身近なものから専門的な雑学まで幅広く執筆。